★ 『謝罪会見』というブログをアップしたが、この二人が語った言葉自体に感動を覚えたからである。
https://blog.goo.ne.jp/rfuruya1/e/16eca91381ddef7564f4b5b1c2b51dff
最近は『お笑い界』には全く興味・関心もないし、この二人の名前も全く知らなかったのである。 ただ、この『謝罪会見』は、思わぬ展開を見せて、今『吉本興行』とGoogleで、検索するとこんな写真が並ぶのである。
吉本興業の岡本社長の会見が話題で、いろんなところで取り上げられていて、思わぬ騒動になりかかっているのである。
私自身も1980年当時の『漫才ブーム時代』には、お笑い界にも関心があったし、当時のお笑いタレントは、みんなよく知っている。
こんな人たちだったのである。
★ 当時から『吉本興行』という言葉は、お笑いの中でも取り上げられて、何となく『吉本ファミリー』的な印象を持っていたのだが、確かに最近はそんな印象を持てるようなことにはなっていないのだろう。
今の社長さんは、年代的にこんな人たちよりはずっとお若い世代のようである。
今回の騒動で、『吉本興行』が気になって改めてWikipediaなどを見てみたら、明治時代に創業された旧い旧い会社なのである。
ちょっと一部を抜粋すると、
明治末期の創業以来100年以上にわたり、古くは初代桂春団治、横山エンタツ・花菱アチャコ、柳家金語楼から、現在の明石家さんま、ダウンタウン、ナインティナイン、ロンドンブーツ1号2号らに至るまで、東西の多くの人気芸人を輩出してきたお笑い界・演芸界の名門。
この辺りのことは知っていたが、スポーツにも関連があったことなどは知らなかった。
また戦前は、巨人軍を他社と共同で設立して草創期のプロ野球界を支え、戦後は日本プロレス協会を立ち上げて力道山をスターにし、近年はスポーツ選手のマネジメントを数多く手がけるなど、スポーツ界とのつながりも深い。「お笑いの総合商社」「日本最大の芸能プロ」と言われ、芸能界における絶対的な権威から今や「吉本なしでは、番組が作れない」とまで言われる。
などと書かれてあって、大きくなり過ぎて『吉本ファミリー』などの枠の中には入り切れなくなっていたのだろう。
★岡本社長の会見報道も観たが、一言で言って『弁解会見』で、あの宮迫・田村の『謝罪会見』の迫力は微塵も感じられなかったのである。
今のお笑い界自体が、かっての『漫才ブーム』のようにご当人の『本職』で登場しているのではなくて、その殆どが『司会業』だから『芸能人』とホントに言えるのかどうか? そこに『芸』などは一切感じられないことが、私など最近の番組を観る気になれない原因だと思っている。
吉本興業に限らず、今の企業は、『売上高や利益などの追求』がベースで、企業だからそれもいいのだろうが、企業設立・企業運営の『基本コンセプト』が綺麗な言葉で語られてはいるのだが、『心がこもっていない』のが問題なのだろう。
岡本社長の記者会見も、そんな世間一般の『謝罪会見』のレベルに落ちてしまっていて、観る人の心を打つことがなかったのである。
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