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孫・古谷仁 と 私の『3冊のファイル』

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★鎌倉の孫・古谷仁がやってきた。
 アメリカから来てる孫の188cmもあるという末弟・門野哲也と比べたら、背の大きさでは全く敵わない。
 
  一段違う段差で写しても、未だ哲也の方が大きい。 アメリカ育ちの環境か? よく伸びたものである。
 古谷仁、もう26歳になったとか、私とは60歳も違うのだが、ちょっと変わっていてオモシロいと私は思っている。 慶応の湘南キャンパスを卒業はしたのだが、いまは学生時代に熱中したストリート・ダンスのことを本に纏めたり、自分のやりたいことをやっている。
いつまで、そんなことをと思っていたら、来年あたりからはまた別の道を歩くのだとか。今年は何を思ったのか、『ブランデイングの研究と実践』をするとか、こんなことをツイッターで言って頑張っている。
    


★何となく『孫と気が合う』というのもおかしいが、私の良き『理解者』なのである。
 他人(ひと)は、なかなか『ちゃんとは私の良さ』を認めてくれないものなのだが、この世の中で『素直に私のいいところ』を認めてくれてるなという数少ない一人が古谷仁なのである。 
そんなことで、三木にも私と話をするために、やって来たりするのである。因みに、もう一人の理解者を敢えて言えば、娘婿の門野匡秀で、身内にちゃんと『私を評価してくれる人』がいることは有難いことだと思っている。


★ そんな古谷仁がやってきたので、私の現役時代の生きざまを纏めた『関連データー』を見せたら、何が気に入ったのか、熱心に見て、是非欲しいというのである。  実は、こんなファイルが20冊近くあって、私が川崎航空機に入社した昭和32年4月1日から、退職をした平成9年3月31日までのちょうど40年間が、年毎、月毎、さらにはその日毎に記録されているという、まさに私の『現役時代の生きざま』が残っていたのだが、
 ごく最近、こんなデイスクに纏めて頂いたので、
  
  その殆どを破棄してこんな3冊に集約したのである。
 


 それはこのように日毎に纏められていて、
  
  私は今読み返しても、当時のことをはっきりと思いだすこともできるし、  
 
 こんな自筆の企画書なども、見ることができるのである。  


そんな3冊のファイルを『是非欲しい』というのである。

一番左のDiary には、その殆どが会社の出来事なのだが、私の個人的な出来事、例えば家内と付き合っていた時の出来事や、息子の結婚のことや古谷仁が生まれた日のことなども書かれていて、そのあたりも非常に興味関心があるようなのである。

 ★私自身は、書類の整理などは得意分野だし、性格的に日記も65年続いているし、会社のことのも入社時から退職までの40年間を日ごとに整理して残しているのである。それに興味を持って、ちゃんと『読んでみよう』という、孫・古谷仁にはある意味感謝だし、『ぜひ欲しい』と言ってくれて、私自身、『纏めていてよかったな』と思っているのである。
 これは退職前の約半年、時間に余裕が出来た期間があったので、その期間中に持っていた資料と、私の日記から纏めたものなのである。
 昨年あたりから、会社の方で『カワサキの二輪事業のアーカイブス』を創ろうという企画がスタートして、この資料をお見せしたら4ヶ月も掛かってすべてのファイルの資料をデイスクに纏めて頂いたのである。
 カワサキの長い二輪事業の歴史の中で、 ● 二輪事業スタート時のこと ● 創成期のカワサキレースチーム ● 国内特約店制度 ● 開発途上国のCKD事業プロジェクト ● ハーレーダンピング対策としての新カワ販対策 ● 二輪事業再建対策 ● 大庭本部長時代 ● 髙橋鐵郎本部長時代 ● 国内市場7万台対策の達成
 などが纏められている。 私自身も人生の半分の40年を過ごした『カワサキの2輪事業』だが、ご縁があって未だに二輪のカワサキファンの方たちとは深く繋がっているのである。
 自分のやりたいことが『出来た人生』だったと言っていい。 孫たちにも、是非『自分のやりたいこと』に熱中して生きていける人生であって欲しいと思っているので、こんな『私の資料』に、孫が興味・関心を持ってくれて、ホントによかったなと思っているのである。
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