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母の7回忌供養

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★昨日は、母の7回忌供養の法事であった。

私は、正直言ってこのような『世の中の仕来り』などにはあまり拘らないのだが、妹たちが集まる機会にもなるということで、『妹たちの意見』でやることになったのである。

 

   

 

 長寿院は明石松平藩の菩提寺という由緒あるお寺なのである。 

伯父が戦前戦後の時期に長く檀家総代などしていたものだから、先々代のご住職のところには私はまだ小学校の低学年の子どもの頃からよく伯父に連れていかれて、ご住職の説教などを聞かされたので、もう80年のお付き合いである。

その次のご住職がご養子で跡を継がれたし、今のご住職は3代目だが、戦前・戦後の長寿院のことなどは私の方が詳しかったりするのである。

伯父の後の檀家総代をされた辻勝一さんが戦後京都の宇治から明石に来られた経緯なども知っていているし、明石の旧い話は詳しいのだが、どうも私は仏事のような伝統の仕来りには『疎い』し、あまり関心がないほうなのである。

 ただそんなご縁もあって、父の葬儀も、母の3回忌も、今回の7回忌も立派な長寿院の本堂でのものだった。

 

    

     

 

 ちょうど私が座った位置の真上の天井には、この本堂の建て替えの時に幾らかのご寄付をしたのだが、気を遣って頂いてほぼ中央の位置に『施主古谷錬太郎と書かれているこんな絵』が収められている。

 

   

 

今日のご住職のお話では、今後新しく本堂を建て直しても、『この辺りの天井の絵はそのまま使う』などと言われていたので、結構長く名前が残るのかも知れないのである。

 

   

   

 今回は母の7回忌だったのだが、多分これで終わりだろう。

父は52歳で他界し、母は103歳まで長生きして、母は私と違って仏事などはきっちりとやる方だったので、『父の50回忌法要』をやったりして、流石にお寺さんもビックリされていたのである。

 世の中に『50回忌』などは殆どないのだそうである。

今後は世の中も変わって、息子などは明石という土地にもご縁がなく生きているので、どんなことになっていくのだろうか?

 

★ 法事の後は、妹の紹介で『浦正鮨』の明石本店で、結構な明石の魚を使った寿司を食ってきた。

 

 

  流石に明石の『昼網』の魚はちょっと違うな と久々に『旨い』と言える鮨を食って戻ってきた。

  

 

http://www.urazushi.com/

 

これは 浦正鮨のホームページからだが、こんな写真が載っていて    

 『明石浦の天然魚(前モン)は他漁場の天然魚とは形は同じですが、身の締りや旨味は全く違う魚と言っても過言ではありません。』 

と書かれているが、確かにいつもとは『違う魚』を食ってきた感じだったのである。

  

 

  母の7回忌のお蔭で『旨い寿司』が食えてよかった。

 

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 雑感日記のEnglish Version です。

 

 

 

 

 

     

 

  


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