★今回、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム自動運転のプロジェクトの1つとして行われた国土交通省の自動運転体験プロジェクトは、全国8か所から申し込みがあったようだが、東は『多摩ニュータウン』、西は三木『緑が丘ネオポリス』の二つが選ばれて、体験乗車の申し込みに応募したら30名の中に選ばれたので、昨日2時からの『体験乗車』に行ってきた。
30名というのでもう少し大きい車で、何人も一緒に乗せるのかなと思っていたら、普通のクルマに二人づつなので、1時間に3組6人しか体験できないので、1日仕事なのである。
こんな動画を撮ってきた。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34641779
NHK や神戸新聞の取材もあって、体験乗車をされたとか言っていたが、動画として流れたのはこれが一番早いのかも知れない。
動画にも写っているが、現場は、乗る人よりもお世話をする関係者のほうが多くて、ちょうど国土交通省の方も、お帰りの時間だったようである。
緑が丘の場合は、この団地を開拓した『ダイワハウス』の方たちが中心にお世話をなさったようである。
★「体験乗車」は、 緑が丘公民館から緑が丘コープ前まで約1キロのなだらかな坂のある直線道路だが、そこを自動運転、そんなに早くもなく遅くもなく普通の走行で、不安感などは一切なかった。
クルマの屋根や前方のウインドウの横に、いろんなカメラがついていて、いろいろ認識するらしい。
万一に備えて、前の座席には係の方が二人乗っていたが、直線だけだがハンドルには手を触れずに、まさに『自動運転』だったのである。駐車場のなかも大丈夫のようだが今回は駐車場のなかだけは、ハンドルに手を触れたようである。
乗車の後は、感想アンケートに答えて戻ってきた。
日本でいつ現実に?
東京オリンピックに、何かで使うのかも知れぬが、一般には信号のない高速道路でも2025年ぐらいになるのでは?
とこれはそこにおられた方との雑談である。
★ところで、『自動運転車の開発』では、アメリカなどが進歩していると言われているが、
『自動運転車が渋滞を緩和させるワケ 米ミシガン大学の研究「たった1台でも軽減」』
https://jidounten-lab.com/u_3432
というこんな記事もあって、信号がないのに毎日朝夕は渋滞が続く、アメリカのハイウエイは、この『渋滞解消問題』は大きな課題なのだと思う。
日本の高速道路とは比較にならない7レーン以上もあるハイウエイが、毎日朝夕は渋滞を起こしている。
『私の勝手な仮説だが』これは人間が『ブレーキを踏む』からで、『1台の長い列車のように繋いで同じスピードで走ったら』渋滞など起こらないのではと思ったりする。
『自動運転の車にして制御』したら、『渋滞はなくなる』というのは当たっていると思うのだが、そんなアメリカの『社会問題の解決』のために、『自動運転車の推進』にアメリカは熱心なのだと思う。日本は規制やら、縦割り行政の調整でなかなかムツカシイ面もあるかと思うが、意外にアメリカでは、実現が早いのかも知れない。
『たった1台の自動運転車でも軽減』とは、びっくりだが、上の写真でも解るように、渋滞の原因は「車間距離」の増減から起こるので、 信号のない『ハイウエイ』でスピードが遅くなるのは兎も角、止まってしまうのは『人間が勝手にブレーキを踏むからだ』と思ったりする。
昨日乗った『自動運転の車の走行』は間違いなく『スムース』なのである。
この議論、昨秋アメリカの『ハイウエイ』で現実に運転してた娘と交わした会話の内容なのだが、その時はとても相手にして貰えなかったのだが、『自動運転車』になると、渋滞は解決する方向だと思っている。
私の生きてるうちに『自動運転社会』などになったりするのだろうか?