★カワサキが二輪生産の一貫工場を明石に造って、『単車事業』をスタートさせたのは、昭和35年(1960)のことだからもう60年にもなろうとしているのである。
そんなカワサキの単車事業の歴史を纏めようという取り組みが昨年あたりから始まって、当時を語れるOBたちに、昔の思い出話を聞こうかというプロジェクトなのである。
そんな担当部門の方と、インタビュアーとしては発動機からアメリカリンカーン工場などにも出向された、山田淳一さんが担当なのである。
山田さん、東大出の秀才なのに、彼のFacebook https://www.facebook.com/yamadajack をご覧になってもお解りのように、なかなかオモシロい人なのである。
白髪なので、お年を召しているのかと思ったら、未だ50代の ぱりぱりなのである。
今回、初めて仕事らしきやり取りをやらして貰ったが、それはなかなかのものだったし、事前の私へのマーケッテングも的確で、それに準じた質問内容になっていたのである。
場所は、三木のNPO The Good Times の事務局がある Good Times Plaza で
こんな本格的な装置で、ブルガリア人だが日本語ペラペラのプロのカメラマンの撮影だったのである。
地図を添付したのは、『ブルガリア』と聞いてどこにあるのか解らなかったので『ブルガリアって、どのあたりですか?』と私が質問したものだから、皆さんはご存知かも知れぬが、こんなところにある国なのである。
写真撮影も、めちゃめちゃ早い『速写』なので『そのカメラ幾らするのですか?』と聞いたら、『30万円ちょっと』とさらっと答えられて、やはりプロの持つものは違うなと思ったのである。
有名なカメラマンだそうである。
昨日、カワサキ側から来られたメンバーは、こんな方たちである。
約2時間の取材だったが、編集して1時間に纏めるそうである。
事前に聞いていた、いろんな質問に対して、『すべて本音』でお応えしてるので、正規のものは『ちょっとCUT』が必要だろう、でもほんとは『カットされるであろう部分』がオモシロいのだと思う。
この写真も以下の写真も、陪席して頂いたNPO The Good Times の登山道夫さんに写して頂いたもので、登山さんはご自身のFacebook に、
『午後からは耳をダンボにして、興味津々なお話を聞かせて頂いてました♪ 今日も楽しい1日でございましたよd(^_^o)』
と書かれてるので、どんな話だったかは登山さんにお聞きになると、『カットされるかも知れぬ部分』もお聞きになれるかも知れません。
私もビデオになるとか聞いたので、いつもとはちょっと違う、現役時代に幾らか近づいた感じになってるな、と自分でも思います。
ただ、どんな場合でも『緊張したり』することは皆無なので、いつもの通りだったと、自分では思っているのだが、果たしてどうだったのでしょう?
★最後に、座右の銘は? 後輩に対して言いたいことは? というご質問でしたので、
● 座右の銘は、緒方竹虎さん(吉田茂内閣の副総理)がどこかで語られていた
『人の不幸を喜ぶ者は、自らの無力を恥じよ』という言葉と
● 後輩に対しては、1975年にアメリカで創られたが、3年程で消えてしまったので、20年程後1990年代の初めに、私が国内販社で復活し、髙橋鐵郎本部長が世界に展開され、さらに田崎雅元さんが川崎重工業の社長になられた時に、川崎重工業の基本コンセプトにされて、その後20年続いていた
Kawasaki.Let the good times roll!をぜひもう一度単車事業部では復活して欲しいと結んだのである。
ひょとしたら、そんなこともあるかと、10年前に登山道夫さんたちと
NPO The Good Times を立ち上げて、この精神を広く世の中に伝えていこうとNPO法人にしているのである。
今は理事長を山本隆さんに譲って相談役となっているが、既に他界されてしまったが髙橋鐵郎さんはNPO The Good Times の初代相談役だったし、田崎雅元さんも、大槻幸雄さんも現役会員さんなのである。
『Kawasakiに出会う人たち がハッピーになるような活動を、カワサキはずっと続けます』と髙橋さんは訳しておられたが、
『NPO The Good Times に出会う人たちがハッピーになるような活動を展開したい』と思っているのである。
それが、ホントの意味の 広報活動=PR=Public Relations=社会に於けるいい人間関係創り なのである。
PR =Public Relation を『広報』と訳したばっかりに、日本では『広報』をちゃんと理解している方は少ないのである。
NPO The Good Times も、私の現役時代の活動も、今も『私は真の広報活動』をしている積りなのである。
これが一番今の 現役後輩たちに 伝えたいことなのである。
今日の話の最後は、こんなお話で結んだのである。