★Yahoo の意識調査にこんなのがあった。
その結果はこんな感じで、『処分は必要ない』と『処分は重過ぎる』が圧倒的である。
スポーツ庁の鈴木長官も「もう少し寛容でも・・・」と言われていて、ネットの世界でもいろんな意見があるようだが、殆どがその処分に反対のようである。 そのコメントにも『個人的には・・』という言葉が入っている。
★どんな内容かなと、調べてみると、
高知商業高校の野球部が参加した「有料ショー」とは、昨年12月17日、同校のダンス同好会が企画・主催したもので「部員68人と卒業生が、ジャズやヒップホップ26曲を披露し会場を大いに盛り上がったようだが、入場料は500円、文化祭のステージをより本格的にしたイベントであり、商業目的でないことは明らかだ。
このショーの一幕に、甲子園にチアガールとして応援に駆けつけてくれたダンス部へのお礼として、野球部を引退した3年生がゲスト出演。ユニフォームを身につけて、甲子園の再現パフォーマンスなどを行っていたという。当日、会場の県民文化ホール・オレンジホールには1200人が来場。盛況だったようである。
しかし日本高野連は、これが日本学生野球憲章の第2条の「学生野球は、学生野球、野球部または部員を政治的あるいは商業的に利用しない」などに違反するとみなし、高知県高野連の報告を受けて、日本高野連は1月16日の定例会合で、高知商業高校硬式野球部部長を「有期の謹慎処分」とする処分案を決定した。
というものである。
いろんなネットで、いろいろ言われているので、『これはどのように決着を図るのか? 既にその方向が決まったのか?』ちょっと聞いてみようと、高野連に電話してみたら、電話口に出た『お嬢さん?』がなかなか対応がよかったので、10分ほど和やかに話していたのだが、いろんなことが解ったのである。
★処分を決めたのは高野連なのだが、問題が大きくなってきたので、来る2月1日に、弁護士や世の識者も入れての日本学生野球協会の審査室会議で、処分を最終決定することになっているようだ。
規定はあるし、高知県高野連からの報告からのスタートで、『処分すべし』という方も少数だがいるし、従来の『処分』との関連などもあって、ヨコから見てるよりは、なかなかムツカシイようなのである。
高知商業は2019年春の選抜の候補校になっているのだが、ダンスイベントに参加したのは部活を卒業した3年生だったこともあり、現役の1、2年生はおとがめなしで、監督も処分されない というのである。
野球部長1人が『謹慎処分』ということであるらしい。
私などは、結構『いい加減』なので『規定は、規定』などと、無視したい方なのだが、ちょっとでも抵触していると『何もしない』のも他との手前もあるのだと言われていた。
然し、ネットの世界も大変である。
私が『電話でもしてみようか』と思ったのも、『高野連の電話番号』というGoogleの検索ページがあって、大きく電話番号が載っているのである。 一時は多くの電話があって、『厳しく文句を言う人』ばかりだったから対応も大変だったようである。
私は、至極和やかに話したので、先方の方もホッとしたのか、いろんなことを話して下さったのである。
いろいろあったが、2月1日の結論は、『できればお咎めなし』になることを期待しているのである。
今年の選抜高校の決定が、もう目の前なので、『忙しい』そうである。
高知商業は、多分間違いなく出場するだろうし、『ダンス部』も甲子園のスタンドには現れるだろうから、いろいろ話題になることだけは間違いないのである。