★『何歳になっても脳は進化する』8回目になりました。
自分のためにこのブログをアップしています。『いい本は何度も読み返す』ことが脳の活性化に繋がるようです。好奇心を持ち、明るく前向きに過ごすと『脳は活性化し、退化しない』そうですが、私自身の性格そのままですので、そんなに努力しなくても、『脳は退化しない』と気に入っているので、こんなブログを書く気になっているのです。
第4章は『何歳になっても進化する脳』のしくみ について書かれています。
『気持ちは年を取らない』感動したり、悲しんだりする気持ちは、老若変わらない。確かにそうです。
人の気持ちを生み出しているのは「自我」という本能・自分の存在意義を認めて欲しいという本能の機能で、便利なネットでの会話もいいのですが、人との直接の会話で、『気持ちを込めて』コミユニケーションするのがベストだそうです。
脳のしくみの話なので、ちょっとムツカシイのですが、人の意識には外からの情報によって脳内に感情などが生まれる『外意識』と外からの意識がなくても発生する『内意識』があって、年齢と共に低下してくるのは「外意識」で、名前が出てこないなどですが、これに対して自分の気持ちや考えなどを生み出すメカニズムは年をとってもそれほど変化しないので、『内意識に関連する機能』をどのように高めるかがテーマだと言われています。
そのためには「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という脳の本能を高めることで、いつまでも心を開ける仲間をつくり、いろいろな知識を得られる環境を整える、ともに楽しく生きていく相手を見つけることが必要ですと言われています。
そして人間は「おもしろくない」とか「あまり役にたたない」といった理由を無意識に言ってしまいがちですが、「おもしろくない」ものには脳は反応しないので、このような無意識が本当に脳の判断力や理解力を低下させてしまうのです。
このように無意識のうちに『自分で自分の脳をダメにしているケース』が多いようです。
★様々な分野で『超一流と言われる人には共通点がある』それは「無理」とか「できない」という否定語を口にしない、明るい性格だというのです。
私は『超一流』などではないのですが、間違いなくそんな性格で、「何でもできる」とも思いませんが『何とかなるだろう』と常にネアカに前向きに考えるように思います。
「損得抜きで」「間を置いて」「くり返し」考えられるなどは、その通りなのかも知れませんが、そんなことには関係なく、『ネアカに明るく、前向きに、繰り返し考える』ことで解決するような気もします。
いろんな難しことを抜きにして、『自分自身が明るく前向きな気持ちでいることを習慣化することが大切』と言われています。
『習慣化』出来たということは、『体質になった』ということですから、もっと言えば『性格化』されて、その人の性格として身に付いていることになるのでしょう。
この本をずっと読んでいて、『脳がいつまでも退化しない、むしろ進化させる』ためには、『好奇心を持ち、明るく、ネアカな性格』になれば、『何歳になっても脳は進化する』のかなと思います。
これは、努力もあるのでしょうが、生来持っている『性格』なのかも知れません。
この章の最後に書かれているのは 『イキイキと会話をする』と若返るのはなぜ?
なのですが、人に親近感を与える人・イキイキとして会話をする人・使命感をもって社会に貢献している人・いつも前向き思考でテキパキと仕事をこなす人などは、例外なく若々しく見えるのだが、その秘密は何なんだろう?
その中のひとつの機能は、こんな人たちはみな、『体を使った行動を伴うことで脳の機能を高めている』と考えられるのです。と言われています。
机の前ばかりにいたり、ネットで静かに話すのもいいのでしょうが、動いて、人と出会って、そこで『イキイキとした会話』をすることが、脳を若く保つうえで有効だと言われているのです。
年を取ると、何となく『家で静かに』になりがちですが、いろんな人と出会って、昔話でも『イキイキとやれば』脳は若返るのかも知れません。
★この本のご紹介もあとわずかになりました。
次回で最終稿としたいと思っていますが、脳の活性化には、従来の年寄り然としたイメージから脱皮して、いつまでもちゃんとした姿勢で、体を動かし、仲間を創って、動くことがいいようです。
脳の本能は『生きたい』『知りたい』『仲間になりたい』の3つだそうですから、基本的にはこの3つの本能を、若い時と同じように働かせたらいいのかなと思っています。