★ 3人兄弟の孫の末弟 門野哲也は今は全米公認のアカデミーチーム Strikersででキーパーでチームのキャプテンを務めている。
まだ高校3年生であと1年残しているが既にサンデイエゴ大学への推薦入学が決まっていて、将来プロになると言って憚らない。
子供のころには考えられないほどの成長ぶりなのである。
毎週4日ほどの練習があるというので昨日はその練習を見に行って、私自身も周辺のグランドで走ったりして、トレーニングをしてきたのである。
練習場はこんな広大な空軍の飛行場跡が今は Great Park に改修されている最中で、そのすべてがサッカー競技場や野球場になっているのだが、その広大さはちょっと日本では考えにくいほどの広さなのである。
こんなサッカーコートが一体幾つあるのかよく分からない。見渡す限りがサッカー場である。
そのサッカーコートは、子供たちで埋まっていてアメリカのサッカー人口の底辺の広さを感じさせるのである。
女子のチームも幾つもあったし、暗くなってもナイター設備は完璧で、チームが入れ替わって夜の9時ごろまで練習が続いているのである。
サッカーコートが一番多いのだが、野球場もバスケットコートもあって、一大スポーツ施設になっている。
3年前に行った時には、こんな飛行機の展示,などのある公園だけだったのだが、昨年には半分ほどが完成し、今年行ってみるとその規模はさらに倍増しているのである。
★ アメリカは交通機関は車だけだと行ってもいいので、この子供たちの練習には親の送迎が必須なのである。孫の練習は6時半から8時半までだったが、娘が送ってきて、帰りは娘婿が迎えに来てくれたのである。
Strikers のメンバーたちは、もちろんアメリカ人が中心だが日本も韓国もその他いろいろ6か国の人たちのいる国際チームである。この近くの人たちだけではなくて、家から何時間も掛かる人たちもいるので親の送迎も大変なのだが、このようなアカデミーチームにいないと、大学への推薦入学も無理だしプロへの道もないので、サッカーで一流を目指すにはこのような道を通らなければならないのである。
このチームは遠征もあるしその航空機代も毎月の会費も結構高くて費用も掛かるのだが、推薦選手になって大学に入ると日本と違って年間300万~500万円もする大学の授業料が払えるだけの支援をサッカー部から受けられるし、遠征費なども無料、靴などもすべてサッカー部がから支給があるというプロのような待遇に一変するのである。
次男の門野真也は今Berkeley 大学の4回生で、こちらもチームのキャプテンを務めている。今回のアメリカ旅行も孫たちのサッカー試合を見るのが主目的なのだが、今週末はBerkeleyまで600キロの遠征である。たまたま末弟の試合も遠征でその近くであるので週末はまず2試合を連続して観ることからスタートなのである。
特に次男は今季絶好調で6試合で8得点目下得点王を独走中なのである。先日はサッカーでは珍しい1試合4得点を記録したりしているので、今度の試合も得点が見れたらいいなと思っている。
末弟はキーパーなので活躍するためにはチームが劣勢でないとダメなので、この試合を見るのは気持ちの上では大変なのである。
そういう意味では、練習を見に行くのは、自分のトレーニングにもなるし気が楽なのである。