★非常に強い台風と言われている『台風21号』の進路予想は、私の住んでいる兵庫県三木市の方向に向かっているようだった。
予想によると昼頃から3時ごろがピークになるはずで、『三木のほうに向かってくる台風』だから、どれくらいひどくなるかと思っていたのだが、この辺りは特に雨も風も台風とは思えないほどひどくない状況で、気が付いた時は日本海に抜けていたのである。
『台風の右側は強い風が吹くが、左側はそうでもない』とはよく言われる。
姫路に上陸した台風20号は、夜中だったが風も雨も相当に強かったのだが、これは三木は「台風の右側」に当たったからだろう。
今回の台風20号は、神戸に上陸したというのだが、三木は台風の目に近く且つ進路に対して左側だったのだと思う。ホントにこれが『大型台風か』と思うほどの静かな台風だったのである。
『台風の右側と左側の違い』を、20号・21号というどちらも三木市のほうに向かってくる台風で実感したのである。
★超大型台風と言われた21号も、『そんなに大したことはなくてよかった』と思っていたのだが、夕方の各局のテレビニュースを見て、ビックリしてしまった。
和歌山・大阪・神戸 みんな大変な被害である。特に台風の右側だった大阪は自動車が飛ぶほどのひどさなのである。
関西空港は海水に浸かってしまってこんな状態なのである。
そのほかの次々に現れるテレビの画面は、今回の21号が、猛烈に強い台風だったことがよく解る。
関東にいる息子が心配して、『台風どうでしたか?』とFacebook のメッセージで聞いてきたのも、尤もである。
台風の進路で見る限り、兵庫県三木市は直撃ルートなのである。
台風の右側が強く、左側は弱いとは言うが、こんなにも違うものかを実感したのである。
★テレビに写った数々の映像、これはやはり『最大級の台風』であったことは間違いない。
これは車が飛ばされている映像。
原因は解らぬが車が燃えている。
今年はあと幾つぐらい、台風が来るのだろう。
自然災害だから、文句の言う相手はいないのだが、もういい加減にして欲しいというのが本音である。