★ 人間、健康と病気にはずっと対面しているものだとはこの1週間に身をもって実感した。
日頃、健康な人も、病気をナメテはいけないと思う。
いつ何時こんなことになるのか? その原因すらよく解らないのである。
私自身は85歳だが、結構自分では健康にも、体力にも自信を持っていたのだが、この1週間は大変だったのである。
その原因の病名を、昨日1週間ぶりに先生の診察があったので聞いてきた。
その名は『蜂窩織炎(ほうかしきえん)』多分お聞きになったこともないと思うが、『皮膚とそのすぐ下の組織に生じる、広がりやすい細菌感染症』だそうである。
1週間前はこんな状況だった。
足に出来た小さな赤みが、放っておいたら1日でこんなになった。
痛いし、熱は8度も出るし、大変だったのである。
ただ、最初は何が原因なのか、思い当たる節が全くなかったから始末が悪かった。
町医者に見せたら、即座に『菌だ』と言われて、三木山陽病院に繋いで頂いたのである。
それから1週間、ずっと毎日抗菌剤の点滴を続けてきたが、赤味と痛みはマシになっったが、腫れはそんなに変わらぬのだが、先生には『ほぼ治ったから、薬に切り替えよう』と言われたのである。その理由は血液検査のCRP定量という値は0.3以下が正常だそうだが、最初はそれが14もあったのだが、週半ばには6に下がり、昨日は0.8まで順調に下がっているから、ほぼ大丈夫だと仰るのである。
『血液検査の値』だから納得できて、これからの1週間飲み薬でフォローして、来週土曜日もう一度診察を受けることになっている。
今後は薬を飲むだけで、普通の生活に戻って『ジムに行っても大丈夫』と言って頂いたのでほっとしているのだが、なぜこんなことになったのか? その原因がよく解らないのである。
このように書かれている。水虫などからとも書かれているので、皮膚科で『水虫の治療薬』も貰ってきた。
『細菌は通常、ひっかき傷、刺し傷、手術、熱傷、真菌感染症(みずむしなど)、皮膚の病気などによって皮膚にできた小さな開口部から侵入してきます。・・・蜂窩織炎は、脚の皮膚に最もよく生じますが、体のどの部分にも発生します。通常は、片手や片脚など、体の片側だけに生じます。・・・』
ほとんどの蜂窩織炎は抗菌薬療法で速やかに回復します。
確かに速やかには回復したのだが、私が発熱の原因がよく解らなかったように、一般の方は、小さな腫れや傷の段階では、気が付く方は少ないと思う。
まさにその通りなのだが、病院での点滴治療がMUSTで、その他の治療法ではダメなのもよく解かったのである。
★1週間前の 『蜂窩織炎(ほうかしきえん)』になった原因を、幾ら考えてみても全く心当たりはないのである。
4日までは、全く何もなくてアメリカからの娘と孫を三ノ宮まで迎えに行った翌日、熱が出て左足がやや赤くなってはいたが、それが熱の原因などとは全く思いもせずに6日もそのままにしていたら、少し腫れてきて7日の朝には腫れもひどくなったのだが、『モトクロスOB有志の会があるので、昼からは出かけるつもりでいたのだが、雨で急遽中止になったので、町医者に昼少し前に行ったのである。
これ、若し医者に行かずに出かけていたら、どうなっていたのか?
多分、とんでもないことになっていたことは、今となっては容易に想像できるのである。
そういう意味では、私にとっては恵みの雨であったことは間違いない。
それから、1週間三木山陽病院に毎日『点滴』に通いつめていた結果が『大丈夫』と言って頂いたのである。
でも、世の中にはちゃんとご存じの方もおられるのである。
7月8日のFacebook の『コメント』に松本厳さんからこのようなコメントを頂いていて、そこにはちゃんと蜂窩織炎と病名まで書かれているのである。
松本 巌
結核も脳血管も克服なさって蜂窩織炎とかでお命にかかわるのは不幸の極みですので念には念を入れて養生なさって下さいませ…
感染症は本当に恐ろしいです…どうかご無事で<(_ _)>
★兎に角、何とか最初の1週間は無事で過ごせて、回復の方向に向かっている。 医者からは『ジムはイイが、プールはダメ』と言われている。
やはりまだ、この1週間は、また菌に侵されないように気を付けて過ごしたいと思っているのである。