★6月になって カワサキバイクマガジン が送られてきた。
毎号送って頂けるので、今のカワサキの状況など この雑誌からいろんな情報を頂いている。
今月号はこんな内容である。
そんなカワサキバイクマガジンだが、今月号には、大阪堺の株・忍者のこんな記事が載っていた。
忍者の伊藤彰さんにつては、ごく最近このブログにもアップしたが、
カワサキバイクマガジンに大きく取り上げられるほど立派になったものである。
株・忍者とは、今はこんなお店だが http://www2.bbweb-arena.com/k-ninja/
★私が初めて伊藤彰さんにお会いしたのは昭和46年(1971)のことで、今のお店と場所は全く同じなのだが、こんな『伊藤モータース』だったのである。
このあと昭和48年にカワサキの『特約店制』がこの大阪南地区からスタートして、その頃からの仲間・同志なのである。
今はこんな『オリジナル・マシン』を本格的に創っているが、『カワサキ一筋』50年のお付き合いなのである。
★二輪業界も50年も経つといろいろと変わるもので、カワサキバイクマガジンのスタートも、私が現役を卒業してからである。
今月号のカワサキバイクマガジンも『ニューモデル・イベント・カスタム各シーン』や『Z2に乗る40歳現役ボクサー』などなど、その内容の主体になっているのは、新車よりはZやかってのNinjya の旧車だし、登場する人たちも旧いバイクも含めた、二輪愛好者が中心になっている。
各メーカーはそんな時代の変化に関係なく、相変わらず『新車を売る』ことに熱心なのだが、もう少し末端の変化に目を向けて、『新車だけを売るメーカー』から脱皮し『二輪業界トータルを育てる事業形態』へ事業自体の構造転換を図ることが必要かなと思う昨今なのである。
時あたかも日大アメフト部の問題で、日本の運動部の持つ旧い構造・体質が問題になっていて、二輪業界も50年前とほとんど変わらぬ『正規販売店システム』は???と思わぬところが問題である。
今どきの販売の主流は、まさに『ネット時代』で『店舗』が時代遅れになっている時期に、未だに店舗に拘った政策はそこに使われる『資金』は無駄な費用のような気がしてならないのである。
なぜ通販がメインの今の時代に『二輪の新車だけがネットを使わないのだろう???』
今『カワサキバイクマガジン』でも大きな比率になっている旧型車の取引が、どのような形で行われているのか? そこには正規販売店は勿論、販売店も通さずに いろんな形での流通形態になっていることを、ひょっとしたらご存じないのかなと思ってしまったりするのである。
マーケッテングとは、まさに末端の消費者に視点を合わさないと、日大アメフト部のような『上意下達』では通用しないのである。時代遅れのシステムが、二輪業界の新車販売も、ひいては二輪業界も小さくしてしまっている最大の要因ではなかろうか?特に国内市場の販売網政策では、常に業界をリードしてきたカワサキは、是非、二輪業界の健全な発展を『時代に即した新しいシステム』で考えて欲しいなと思っている。
カワサキバイクマガジンの今月号を見ての率直な雑感 である。