★昨日は二輪車新聞の衛藤誠さんのことを書いたのだが、二輪関係の旧い方とは今でも現役当時と同じようなお付き合いが続いていることが多く、突然電話が掛かってくることなども多いのである。
もう当時とは何十年の経っているのだが、昨日はこんなメッセージと共に、堺の忍者Ninjyaの伊藤彰さんから、『水なす』が送られてきたのである。
伊藤さんとは、未だ『伊藤モータース』時代の小さな店の時代から、一緒に『カワサキの特約店制』を創り上げた仲間みたいな関係で、衛藤誠さんなどもよくご存じだが、一徹極まるところもあるのだが、何となくトーンが合うので、今でも突然飲み屋から電話が掛かって来たり、何だかんだと贈ってきていただけるのである。
『泉州の水なす』はいろいろあって有名だが、今回はこんなところのものである。
★送って頂いたので、早速お礼の電話をしたのだが、ちょうど不在で息子さんや、奥さんにお礼を申し上げたのだが、息子さんとも奥さんとも面識があって親しくお話ができるのである。
これは、簡単なようでなかなかムツカシイことで、例えば今のカワサキの現役の方で、家族の方たちと親しく話ができる関係がどれくらい作られているのか? この辺のところと繋がっていないと『末端のホントの話』や『情報』はなかなか解らないものである。
私は、息子さんとは直接お会いしたのは2回ほどだが、電話で結構親しく話もできる関係で、そんな雑談の中にいろんな情報がいっぱいなのである。
今問題になってる日大の内田前監督など『選手と話もしたことがない』というようなことでは、『ホントの意味』でのチーム掌握など出来ないのではと思うのだが、どうも日本の『タテ社会』はこんなことが多くて、『今のカワサキ』も案外似ているのではと思ってしまうのである。
留守だった伊藤さんは、病院に血液検査に行っていたようで、そのあと電話が掛かってきて、30分以上いろんな雑談をしていたのだが、伊藤さんと話していると、当然『今のカワサキ』についても、いろいろと仰るのである。
『30分』も電話で喋っていると、その中味はどんどん広がって、結構広範囲にお互いいろんな情報交換ができるのである。ブログも読んでくれているようで、白石勇樹くんのことも知っていて、そのH2Ninjaの中古車が八尾カワサキにいいのがあるなどの話になると、八尾カワサキさんが先日忍者に来られたというような話の展開になっていくのである。例えばそんな話は今のカワサキの現役の耳には勿論入っていない話なのである。
彼の場合は『ホンネの正論』が多いのだが結構『厳しい』のでその対応はなかなかムツカシイのかも知れない。 然し従来から『伊藤さんとちゃんと話せる』人を何人も知ってるので、カワサキももう少しそんな話し合いが出来ればいいのだが、日大の場合もそうであるように今回のような問題が表に出ないと、なかなか上層部までは伝わらないのが、日本のタテ社会なのかも知れない。
簡単なようでムツカシイ問題なのである。
★ 伊藤さん、もう74歳になったとかと言ってたが、メッセージにあるように『元気でバイクで走っている』とか言っていた。彼の走るのは想像以上の距離で、先週も鹿児島まで走ってきたそうである。
お元気で何よりである。二輪関係もいろいろやっていて『カワサキバイクマガジンの6月号』にオリジナルバイクのことが出るから見て下さいとか言っていた。
今までも伊藤彰さんのことは何度も書いたな、と思って調べてみると、こんなに何度も書いている。
何度も書いてるということは、何度もいいろいろと贈ってくれたり、接触があったということなのである。