★Yahooの意識調査に、こんなのがあった。
『仕事と家事の「攻守交代」、夫婦間でできる?』
設問の仕方がちょっと悪いのかも知れない。
『できるかできないか?』と聞かれたら、私でも多分、出来るだろう。
ただし、それが『いいか、悪いか』と言われたら、一般的にはやはり『ダメ』だと思う。
その答えはこんな結果になっていて、6割の人が『攻守交替はできる』と答えているのである。
★大体、家事とは炊事・洗濯・掃除などから子育てなどを言うのだろうが、男性と女性で子育てを除くと、炊事でもその他の家事でも本気でやらしたら男性の方が上手いのではなかろうか? 料理人のプロはその殆どが男なのである。
確かに昨今の女性は立派な人はいっぱいだが、大体は男性の方が優れているというか、外の仕事には向いているのが普通だろう。これは男性・女性の能力の差というよりも、その特性の差なのだろう。
女性に出来て男性には出来ないことと言ったら、子供を産むことだし、女性の方が圧倒的に優れているのは幼児を育てる能力で、これは男性が如何に頑張ってみても、お母さんのように幼児や子供を育てることはムツカシイのではと思っている。
女性が社会に出ることが普通になった世の中だが、よほどの理由がない限り『攻守交替』までする必要はないだろう。女性の権利が、どちらかというとないがしろにされてきた日本だから、その反動でことさらこんな設問が出たりするのかも知れない。
レデイ・ファースト 女性をちゃんと立てるアメリカの社会では、小学生のこどもまでは、ちゃんと親が面倒をみなければ、道も一人では歩けないし、公園でも子供だけで遊ぶことはNOなのである。必ず親が見なければならないことになっている。それが女性か男性かはその家族の考え方によるのだろうと思うし、それぞれの家庭で決めればいいのだろう。
この質問のように『できるかできないか』と問われたら私でも『できる』と答えるかも知れない。
★ただ我が家では、家事一切家の中のことは全て家内で、私は一切『しない』というか『させては貰えない』のである。
二人の子供がいたが、子育ては専業主婦の家内の特権だったし、別にそのような教育をしたとも思ってはいないのだが、息子の嫁も、娘の家庭も結婚後子供が大きくなるまでは専業主婦で、別に働いてはいなかったが、今頃になって何かアルバイトみたいなこともやっているようである。
そんな私でもここ10年程は毎年家内はアメリカの娘のところに2ヶ月ほど行ったりするので、その間は家事一切留守番の私が結構上手くやれるので、何か事情があったりしたら「攻守交替」は間違いなくできるとは思っている。
ただ、これは私の勝手な想いかも知れぬが、子供が少なくとも小学校のころまでは、『保育所』などに子供を預けたりせずに母親がちゃんと帰りを迎えてやる方が『いい子に育つ』と思っているのである。
『ただいま・お帰り』とこどもを迎えてやれる家庭では、間違いなく『いい子が育つ』のではと思ったりしている。
昨今のニュースなどに、よく出る家庭での親と子の問題の根源みたいなものが、こんなところにあるのでは?
こんな発想は昭和一桁生まれの『おじん独特の発想』なのかな?と思ったりもするのだが・・・そんなに間違ってもいないとも思っている。
この設問のように『決めつける』のではなく、それぞれの家庭の状況に合わせて、『協働していくのが家庭』というものなのだろう。