★『東大生はなぜ ”森友改ざん問題” 後も安倍政権を支持するのか』という記事があって興味深く読ませて頂いた。
https://www.businessinsider.jp/post-164956
別に東大生が エライとか立派だとは思わないが、ここに書かれている、東大生の発想には大いに共感できるものがある。
『森友問題にうんざりしている』と自民党の誰かが言ってたが、私もまさにうんざりしていて、こんな問題にいつまでも大声をあげている、野党の人たちは、どう考えても『大局の見えないバカ』にしか見えないのである。
仮に安倍政権を倒してみても、政権が今の野党に移るとはとても思えないし、そんなことになったら、日本の大きな損失だということが解っていないのだろうか?
未だ、兎に角なんでも反対したい、マスコミの朝日新聞などがそれを言うのはまだ解るが、国政を担う責任のある野党の議員が言うのは、問題だと思うのだが・・・
では、東大生はどのように言っているのか?
記事の中から抜粋してみると、
「国会が森友問題一色になることで、国民の利益は損なわれ続けている」
現政権は過去20年の政権に比べて経済政策において結果を出していることは明らか。仮に現政権を退陣させても、その代わりを担い、少なくとも現状維持が可能な新政権が誕生する可能性は低い。決裁文書改ざんは決して是認されるべきではないが、政治は他にいくらでもやるべきことがある。国会が森友問題一色になることで、国民の利益は損なわれ続けている。
限りある国会の時間で何をするべきか考えたとき、森友学園問題に時間を割くことが有意義なこととは思えない。批判だけではなく、建設的な議論をするべきだ。
ホントにその通りで、政治は他に幾らでもやるべきことがあるのは、普通の人が『普通に考えたら』そうなるはずで、それが出来ない野党の支持率などが上がるはずはないのである。
★森友問題の本質をこのように捉えている。
森友問題は「官僚主導から政治主導へ」移行する中で生まれた問題で、「官僚制度が腐敗し、政策立案の力がない」と言われ「官僚主導から政治主導へ」が叫ばれた。森友問題は安倍政権固有の問題というよりは、官僚と政治の関係が変わり、“政治主導”に移行する中で、まだ制度が整っていないことから生まれた、より本質的な問題ではないか。これで政治の力が弱くなったら官僚主導に戻るだけ。
これも同感である。
森友問題も、いろんな問題を含んでいて、全く問題でナイことではないのだが、『官僚指導から政治指導ㇸ』という大きな『仕組みの転換』はそれ以上に大きな意味を持っている問題だから、こんな個別問題は、そこそこにしておくべきなのだが、どうしても『個別問題』に入りたがるのである。
★ 『野党とマスコミが嫌い』 取材をする中で多く聞かれたのが、野党とマスメディアへの不信感の強さだ。話を聞いた6人中4人が野党あるいはマスコミが信用できないので安倍政権を支持する、と理由を挙げた。「安倍政権を倒すためならなんでもいいんだ、という姿勢がイヤ」
森友問題に関しては官僚が勝手にやったことなのでは、と思う。土地取引に関して今さら掘り返して議論するのは、どうでもいいなという気がする。公文書改ざんは問題で、議会制民主主義の根幹に関わることではある。一方で、安全保障上の危機は世界レベルで高まっていて、国内でゴタゴタしている場合でもないとは思う。
一連の森友学園問題が民主主義の危機という人たちがいるが、そういう人たちが果たして本当に民主主義のことを考えているのか疑問。安倍政権を終わらせることしか考えてないように見える。
安倍首相は問題があるなら真摯に反省しつつ、日本のために頑張ってほしい。「たとえ安倍政権を終わらせたとしても代わりがいない」というある意味現実的な見方があった。その“諦め”を払しょくする新しい選択肢は、現れるのだろうか。
このような発想には全く同感なのである。
私が意見を言う代わりに、東大生がそれを代弁してくれたような気さえする。
若い人は?? と大人はよく言うが、『若い人の安倍政権支持率』は相当に高いレベルにあるらしい。
昨今の『若い人たち』の方が、野党議員の大人たちよりよほどマシなのかも知れない。
ホントにいつまでやっている積りなのだろう。
東大生ではないが、ホントに『うんざり』しているのである。