★ この写真、昨日ジムに行ったときに鏡に映ったのを撮ってみたのだが、このセーター結構気に入っていて冬になったらよく着ているのだが、 とふと思ったのである。
真ん中のマークは、こんなマークで Blue Mountains Austraia と書かれているのである。
家内とオーストラリア旅行をした時に、ブルーマウンテンのショップで買ったものだが、何時頃だったのだろう?
ずっと昔で20年以上前のことだが、よく思い出さないので、家に戻って旧い日記をひっくり返してみたのである。
★1992年の11月のことで、もう26年も前だから、よく着続けているものである。
よく洗濯もするのによく持っているので、オーストラリアのものは質がいいのかな? と思ったりしてるのが感想なのだが・・・
それにしても人間の記憶は頼りないものである。
日記をひっくり返したら、いろんなことが書かれているのである。
● この旅行は、1992年11月13日から20日まで、『結婚30周年記念旅行』だったのである。
家内との初めての海外旅行で、フライトとホテルだけとってあとは全て『自由行動』なのである。未だ59歳現役だが、この期間、会社の従業員は慰安旅行だったのでその間に『オーストラリア旅行』を起案したようである。
日記を読み返していたらいろんなこと思い出してきたが、こんな旅行だったのである。
● 出発は11月13日の金曜日、『13日の金曜日』と言うだけでも嫌がる方が多いのだと思うが、さらに『仏滅』であったようである。
この旅行は、オーストラリアの東海岸ケアンズから、ブリスベン・ゴールドコーストを経て、シドニーと言う『新婚旅行用のコース』なのだが、『13日の金曜日で仏滅』とあってJALはガラガラ、なぜこんなにガラガラなのかと、乗務員に聞いたら多分『日が悪いからでしょう』と言う返事で、やっとそのことが解ったのである。
お陰様で横になっての楽な空旅だったのである。
● まずはケアンズについて翌朝、ケアンズの東にあるグリーンアイランドに行っている。
こんな小さな島だが、まさに自然いっぱい、水がめちゃくちゃ綺麗で、潜水船で魚群を観たりした。海岸で泳げたのが最高だった。
● 11月15日は、レンタカーを借りて、ケアンズ周辺340キロのドライブをしている。国立公園から地図の左下の湖を見て、アサ―トンから、北に上がって、Kuranda まで一周してきた。『目的地以外は人がいない』と感想を書いている。まさに自然の中のドライブだったようである。海外でレンタカーを借りて走り回るのは、アメリカでもドイツ・フランス・スペイン・イギリスなど慣れているので、別にいつもの通りなのである。特にオーストラリアは日本と同じ左通行、車は右ハンドルなのがいい。道は空いてるし時速100キロでは走れるので、そんなにきつい行程ではないのである。オーストラリアの田舎が観れてよかった。
● 11月16・17日は、『ゴールド・コースト』
ここでは普通の観光客とほぼ同じような行動、コアラの抱ける公園や、遊園地にも行ったし、夜カジノに行ったりしている。
● 11月18・19日 はシドニー。
シドニーにはカワサキ・オーストラリアもあるので、私自身は何度も行ってるので様子はよく解っているが、湾内のクルーズなども楽しんだし、夜はカワサキの現地の社長さんご夫妻に、デイナーに招待して頂いたりしたのである。
そして翌日は、レンターカーを借りて、ブルーマウンテンズ国立公園までのドライブ、そこで冒頭のセーターを買っているのである。この旅行、結婚30周年記念で家内に感謝の旅行みたいなものだったので、私はこんなセーターだけだが家内はいろいろ買っていた。オパールなども買ったようだが、今でもあるのだろうか?
ブルーマウンテンズ国立公園 はこんなところである。この時期は未だ、カメラを持っていないので、自分で撮った写真は1枚もないのが、今となっては残念なのである。
★ この『結婚30周年記念旅行』の最後の夜は、これは私の人生で一番豪華なデイナーだったと言っていい。
YAMAHAさんが、私がシドニーに旅行すると聞きつけて、YAMAHAのマリーナの中にある Dory's と言うレストランにお招きいただいたのである。
それは素晴らしいレストランで、その中でも海に一番近い『特等席』をご用意頂いて、豪華なデイナーをご馳走になったのである。
すべての席がカップルで、日本人など一人もいない不思議な雰囲気の中でのデイナーは、それまでには経験したことのない素晴らしいものだったのである。
私は業界のお付き合いも結構長くて、ホンダさんとも、スズキさんとも仲良くて、BMの前に載ってた車はアコード、娘のバイクはスズキ、私のゴルフクラブはヤマハだったのだが、特にヤマハさんとはジェットスキー関連ののPWCA協会で、いろいろと2社だけでのお付き合いがあったし、その協会会長をやったりしたものだから、特に親しかったのである。
ひょんなことで、セーターからいろんなことを思い出したのである。
何はともあれ、『想い出』はいいモノである。