★特にどうと言うことはなかったのだが、
時間もあるし、目がちょっとしょぼしょぼするし、昨年1月に白内障の手術をしてその後半年ぐらいは、術後の検査にも行ってたのだが、昨年夏からそのままになっているので、
一度、検査でもしてもらおうと、近くの山陽病院まで出かけたのである。
9時半ごろだったか、昼前までには十分戻れると思っていた。
沢山お客さんが居ても、この程度である。
いつものことだがホテルのように綺麗である。
待ってる間、雑誌『きょうの健康』を読んでいた。
テーマは『100歳まで歩ける体に』である。
ロコモ などと言う初めて聞く名前が出ていて、
運動器を長期間使い続けるための新しい概念「ロコモ」
日本は世界にさきがけて高齢社会を迎え平均寿命は約80歳になっています。これに伴い運動器の障害も増加しています。
入院して治療が必要となる運動器障害は50歳以降に多発しています。このことは多くの人にとって運動器を健康に保つことが難しいことを示しています。
多くの人々が、運動器をこれほど長期間使用し続ける時代は、これまでありませんでした。
長期間運動器を使い続ける新しい集団の出現です。従来の運動器機能障害対策の単なる延長線上では解決がつかない時代を迎えたことを意味します。
新たな時代には新たな言葉が必要になります。
そこで、日本整形外科学会では、運動器の障害による要介護の状態や要介護リスクの高い状態を表す新しい言葉として「ロコモティブシンドローム(以下「ロコモ」)(locomotive syndrome)」を提唱し、和文は「運動器症候群」としました。
Locomotive(ロコモティブ)は「運動の」の意味で、機関車という意味もあり、能動的な意味合いを持つ言葉です。運動器は広く人の健康の根幹であるという考えを背景として、年をとることに否定的なニュアンスを持ち込まないことが大事であると考え、この言葉を選びました。
自分で気付くためのツールとして「ロコチェック(ロコモーションチェック)」と、ロコモ対策としての運動「ロコトレ(ロコモーショントレーニング)」のパンフレットを作成しました。
その対応策として、骨や特に筋力を鍛えよと言われている。『70才以降は、痩せているより肥えている方がいい』と書いてある。これは私の持論であったが、こんな医学雑誌に書いてあると自信になる。
肥えると血圧が高くなったり、糖のの値が悪くなるからダメなので、私の場合は血液検査は何の問題もないのである。
今回の病院行きは、『肥えてる方がいい』これが解って大満足である。
★肝心の目の検査は、左右とも視力1.2 で問題なし。
目がしょぼしょぼして見難いと言ったら『瞼が垂れて目を小さくしているので、手術をして瞼を切ればいい』といとも簡単に仰るのである。
『30分ぐらいで簡単ですよ』と仰るので『じゃやります』と言うと、
待ちがあるので9月になるという。『9月はアメリカに行くのでダメですね』と言ったら、スケジュール表など見ていたが、『じゃ8月15と22日に片目づつやりましょう』ということになった。
目の検査は、そんなことで至極簡単、順調に終わったのだが、それからが大変なのである。
●まず、手術の同意書の説明
●血液検査
●胸の検査
●心電図
●おまけに身長体重まで
時間も昼過ぎまで掛って締めて2100円也である。
★丁寧と言えば、丁寧である。
病院の経営の立場から言えば、こんな検査は結構儲かるのだと思う。
それに訪れた患者をあまり手間のかからない検査などをやれば経営効率はいいのだろう。
つい先日も、胃カメラをと言ったらついでに大腸もと言われて、検査の結果は問題なかったが、ピロリ菌が居ると言って今その除去の手当てをやっている。
血液検査など先日やったところである。なぜこうも何回も同じことをやるのだろうか?
血液検査も、心電図も掛りつけの医者でもやっている。検査などしなくても大丈夫なのである。
国民番号制などにして、こんなデ―タ―も一括管理で共有すれば、検査代は減るし医療保険料も減るはずである。
こんなところにも、日本のタテ型社会の弊害が見られる。
病院にして見れば来院した客から如何に多くのお金を頂くかは、経営戦略上重要だろう。
多分、『検査をすること』はその目標に上がっているに違いない、
確かに初めての検査はともかく、心電図や血液検査など1年に一体何度やればいいのだろう?
★そんなこんなで、家に戻ったのは1時前だった。
今日の一番の収穫は、病院の雑誌の記事、
歳を取ると『痩せているよりは肥えている方がいい』
これが大収穫、然し80kgは重いので今78kぐを目指して減量中である。
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