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リーダー 小池・安倍・仲田 雑感

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★ 東京都知事選が終わった。

『都民ファーストの圧勝、自民党の敗北』という結果となった。

東京は1年で『様変わりした』と言っていい。世の中はこんなスピードで動いているのである。

昨年の今頃はまだ、小池知事は実現してはいないのである。

『崖から飛び降りる覚悟』と小池さんが都知事選に立候補を決めたのはいつだったのか?

 

      

 

それ以来、『小池旋風』は続いていて、アレだけ強かった東京都議会の自民党勢力が、1年のうちに様変わりした状況になってしまったのである。

こんな変化を1年前に誰が予想できたのだろうか?

大阪での維新改革、あの時は橋下徹さんがいたからあんな変化になったのだし、今回の東京の変化は、ひとえに『小池百合子』という一人のリーダーの力 がこの変化の源泉なのである。

『都民ファースト』という都民を巻き込んでの戦略の勝利だと思うし、この1年間その時々に見せた小池百合子のリーダーとしてのジャッジが、この状態を創り上げたと言っていい。

本当の意味で『その結果』は、まだ答えが出てはいないのだが、今までの小池さんのリーダーとしての判断は正しかったと言わざるを得ないのである。

そんな躍進を遂げた「都民ファーストの会」だが、その代表を退き知事職に専念すると発表した。

この辺りのリーダーとしての判断が現実的で見事だと思う。小池さんが代表になっていなかったらこの選挙戦の戦い方はまた違ったものになっていただろうし、こんな結果になったりはしなかったかも知れない。選挙には小池代表が必要だったのである。

噂される国政進出は否定しつつ、「国政でいろいろな動きが出てくると思うが、国民ファーストをベースに考える方が増えれば国民にとってはいいことではないか」などと述べるなど、常に自由な選択肢を残しながらのかじ取りは見事である。

評論家たちがどのように言おうとも、リーダ小池百合子の戦略にみんなかき回されているように思う。

 

 

★ 東京都議選に敗れて、安倍晋三総理大臣は、いま逆風の最中にいる と言われている。

 

  

 

 今回の東京都議選で敗れたことが、ホントに安倍政権にとってそんなに大きな打撃になったのだのだろうか?

 この選挙前に、足を引っ張ったと言われる自民党のいろんな人たち、確かにこれはまずかった。

 ホントにその結果で、東京都議選 で『都民ファーストが勝利した』とは思えないのである。

若しこんなことがなかったとしても今回の都議選は『小池都民ファーストの勝利』は決まっていたように思える。今回の敗因は『自民党の東京都議』たちの旧態依然とした『旧い体質』が『新しい都民の風』に敗れた選挙だったと思う。

 

安倍政権は、基本的に『従来の自民党の体質からの脱皮』を目指しているのではなかろうか? 国家戦略特区の新設なども、旧い官僚体質からの脱皮を目指した、官僚主導から政治主導への転換なのである。

そんな安倍政権が、東京都議会の旧い体質を望んでいたとは決して思えないようにも思う。安倍さんが今後進めるであろう憲法改正などでも、小池百合子は橋下徹と共に、協働する仲間であることは間違いない。

逆境になたった時こそ『リーダーの真価』は発揮されるものである。 

都議会選挙での敗北は『一つの転換期』であることは間違いないのだが、リーダーとして安倍総理はこの1,2ヶ月のうちに内閣改造を含めた具体的な対策を打つだろう。

都議選の敗退も、閣僚のエラーも、その対策を従来の自民党の方式から脱皮した『革新的』なものに変える、チャンスとするそんなしぶとさを安倍さんは発揮するのではなかろうか?

安倍さんは、それができる『リーダー』だと思う。

 

 

★ ちょっとレベルが違う、と仰るかも知れぬが、

そんな『転換期』をチャンスとして見事成功した政治家がいる。

 

   

 

 今回、三木市長選に出馬して、見事三木市長となられた仲田一彦さん、44歳である。

 

 この1年、いろいろとあった前三木市長の薮本吉秀さんが、突如辞任を言い出したのには、あまりに突然でびっくりしたのだが、さらにびっくりしたのは7月2日の兵庫知事選と同じ時期の三木市長選に改めて出馬するというのである。

薮本さんの『読み』は、急なことなので対抗馬は出ないであろうから、市長に再選されたらこの1年続いている逆風にも耐えられて、少なくとも時間稼ぎができるということだったに違いないのである。

確かに、そんなに急に市長選に出馬できる候補者などいなくて当然なのである。

ところが、現職の県会議員であった仲田一彦さんが、県会議員の職を途中で投げだしての市長選出馬だったのである。

この判断は、なかなかのものだったと思う。 

何の準備もない、突然の事態だったのである。

1年前、小池百合子さんも『崖の上から飛び降りた』

仲田一彦さんの飛び降りた『崖』は、小池さんが飛び降りた崖よりも高く険しかったのかも知れないのである。

 そんな決断ができた仲田一彦さんは、『リーダとしての資質』を十分にお持ちだし、44歳の若さはまた貴重である。

 

具体的な政策もお持ちで、間違いなく『三木を新しいいい方向』に導いて行かれると期待している。

そんな具体的な方策の展開と共に、『新しい三木のブランドイメージの創造』を総合的な戦略のベースにおいて欲しいなと思っている。

三木には素晴らしい環境と、素晴らしい人たちがいっぱいなのである。

旧い伝統もあるし、世界一、日本一がいっぱいあるまちなのに、何となく『旧い田舎町』というイメージが勝ちすぎている。

『イメージ』とは他人の評価だから、三木市や三木市民以外に対する『情報発信』なくしては実現しないのである。三木市民以外の人たちが『三木はこんなまちらしいよ』と言ってもらわねばならないのである。

小池百合子さん・安倍晋三さんと並んで、仲田一彦さんをここに取り上げているのは、『三木の新しい市長さんは、こんな人らしいよ』と仲田さんを知らない人に言ってもらいたいのである。

そんな『三木のイメージの高質化と創造』は私なりに、私独特の方法で、この10年ずっと続けている。

そしてその情報発信の中に、三木の環境や、そこに住む人たちのことに加えて、今からは三木市長のことを加えることができるのではないかと大いに期待しているのである。

明日の私のFacebookやツイッターには、『小池百合子・安倍晋三・仲田一彦』の3人が並んで表示されるし、ツイッターでは世界59万人に向かって発信されるので、小池さんと安倍さんと並んでいる人は誰? と思う人は相当数に上ると思うのである。

私が写してきたまだ市長候補の時の、『仲田さんの笑顔』 ホンモノだと思っているのである。

 

昨夜、放送されたサンテレビのインタビューの一部です。 

ご覧になってみてください。仲田一彦さんがどんな方なのか、よく解ります。

 https://www.youtube.com/watch?v=9QHhzBca8m8 

 

 

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