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 父の絵 と 人の運

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★土曜日の朝、北鈴蘭台に住んでいる妹のところに、『京鹿の子』を二株届けてあげた。

 玄関に先日家に遊びに来た時にあげた 我が家のバラを生けていた。

 

    

 

 応接間に、父の画いた掛け軸があった。

 

    

 

 戦前、朝鮮京城の桜が丘の家にいたころ画いたものである。

 母の妹宅にあげていたのを、戦後妹が貰い受けたそうである。

 

  

 

 素雪は父の号だが、遠い親戚の画家 橋本関雪に絵を習ったようで、そこから頂いたようである。

 絵は関雪に、書は関雪の父の橋本海関 に習ったというのが自慢の父だった。

 私が小学生の頃だったが、父は勤めてはいなかったので、家で絵を画いたりして過ごしていた。

  

   

 

 関雪の絵がいっぱいあって、この絵も橋本関雪の絵の模写だと思う。

 

 橋本関雪は著名な画家である。

 

      

           

父は、何年か病気で寝ていたが、私の高校3年生の正月1月2日に他界した。

マイシン1本が当時の土地一坪に値する時代で、その治療費が大変な時代だった。伯父が治療費が要らなくなったから大学に行けというので、突如私は大学を受けることにした。

高校からすぐ社会に出るつもりだった。私を大学にやるために父は突如正月に死んでしまったのかも知れない。確か1月1日は、機嫌がよくて書を書いたりもしていたと思ったのだが・・・

 

 ★昨今つくづく思うのだが、人の人生はひとえに『その人の持ってる運』のような気がする。

そういう意味では私は『めちゃめちゃ運がいい』と思っている。

父が若しもう少し長く生きていたら、『私の人生』はまた違ったものになっただろう。

昨日は『カワサキの二輪事業と私』 大庭浩本部長のことなど書いて、Facebook では沢山のコメントや『いいね』を頂いたが、83年当時お世話になった方々、大西さんも、山田さんも、大庭さんも、高橋鐵郎さんももうこの世にはおられない。

私自身は、お蔭様で元気だがもう84歳にもなる。人生で2度ほど死にかけたが、いずれも何となく『いい巡り合わせ』で助かった。 

田崎雅元さんが今年突如、元気になった。田崎さんも『いい運』をお持ちだと思う。昨年末から突如以前と同じように復活して、『カワサキの二輪事業と私』を手伝ってくれてるのは、私にとってもほんとに幸運である。

昨日も当時の写真と共に、次回84年のことメールでいろいろと書いてきてくれたのである。

昨年から書きかけた自分史だが、ちょうど田崎さんとの協働が始まるところから、田崎さんが復活したのも、本当に不思議なご縁だと思うし、『運がいい』としか言いようがない。

 

★ いまは、1日のうち10時間もパソコンの前に座っていることが多いのだが、現役の頃はパソコンは一切使わなかったが、引退後娘婿に余ったパソコンを買わされて、『パソコンの世界』に入ったのである。

もし、いまネットの世界に入って居なければ、この10年の生活は間違いなく違ったものになったのだろう。

1月に田崎さんが復活して、川重のOB会の相信会に行こうと誘ってくれなければ、相信会には行っていないし、ロボットの橋本さんの講演も聞いていない。

ロボットなど興味も持っていなかったのに、これがご縁で3月、4月、5月とロボットの方とお会いした。

そのロボットの『情報発信』には、Instagram がいいのではと 4月に勝手に Instagram を始めてみたのである。

 

    

 

 1ヶ月経って、いまフォロワーは、3200人ほど、フォローしている人は今は14人と、娘や孫や、ほんとに親しい人だけに削ってしまったが、半月前は『フォローのMAX』7500人まで極めたのである。

 若し、田崎さんが復活していなかったら・・・ロボットに出会っていなかったら・・Instagram  などやっていないのである。

 ブログ・ツイッター・Facebook とそれなりにいろいろやってるが、Instagram  はルールは、単純だが反応は Facebook やツイッターより『早い』し、なんとも言えない面白さがあり、繋がる末端の『ユーザーの人柄や、性格』が『写真』を通してより鮮明に解る。=マーケッテングできる楽しさがあるのだが、こんなことはこれくらい『一生懸命』やってみないと解らないのである。

さて今から、具体的にどのように対応しようか、と思っている土曜日である。

この辺の『差別化できている発想』は、若い人に絶対に負けていないと、自負しているし、そんな勝手な自信が健康に繋がっている。

 

努力もあるけど、そんなのはみんな『その人についている運』だし、その小さな『キッカケ』を見逃さないことである。

殆どの方が、そんな『いい運のキッカケ』を見逃してしまっているのではないかと思っている。

 

 

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 雑感日記のEnglish Version です。

  


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