★ 『忖度 そんたく』
流行語大賞にもなりそうな勢いで、今年言われている言葉。
http://www.asahi.com/articles/ASK445GRPK44UTIL02T.html?iref=comtop_8_03
その『英訳』が出来ないと 朝日新聞に載っていた。
よく考えてみると、84年生きているが、『忖度 そんたく』という言葉を聞いたのは初めてのような気がするし、自分では今まで使ったことも書いたこともなかった。
外人記者も「read between the line (行間を読む)」と忖度を英訳したりしたが、結局は「英語で直接言い換える言葉はない」として「sontaku」としたようだ。
忖度とは『他人の気持ちをおしはかること。推察。 「相手の心中を-する」 』ということらしくて、外人でもこのような気持ちは間違いなく持っていると思うが、それを言い表す『言葉』としてはないのだろう。
そういう意味では、日本語は語彙が豊富だと言えるのだろうか?
一般にもこのような『気遣い』はするのだろうが、官僚というかお役人は、業務の中で日常的にやっているようである。
★さらに調べていたら、こんな記事もあった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170403-00000004-wordleaf-soci
こちらの方が、もっと詳しい。
『「忖度」は日本特有の言葉と解釈されそうですが、漢語であって、和語(大和ことば)ではありません。紀元前の中国の古典に起源をもつことから、儒教社会に共通する心の所作ともいえそうです。』
と書いてあった。
一つの言葉でも、いろいろとあるものである。
とにかく『忖度』という言葉をこの年になって覚えた。
そんなに、『悪いことではない』ような気もする。
今回の森友学園の件は、官僚も『忖度する』のが普通だろと思うが、『そうしました』と素直に言えないのが気の毒である。
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