★今年も最後の月、12月に入り各地の地方議会も開催月なのか、東京の都議会も注目されているようである
議会の議事や運営は、みんな関心を持たないので勝手なことが公然とまかり通っているのだろう。
今回は小池さんになって、東京都議会も予算編成時に永年恒例として通っていた200億円の議会からの提出予算が廃止になるらしい。
三木市の議会については何度か、議会を観に行ったこともあるのだが、『議論をしている場』という雰囲気は全くない。
政治の世界はどこもそうなのかも知れぬが、おかしな議案でも『市長派議員の賛成』で通ってしまうので、全く『議会の迫力』などは感じない。市会議員の人たちも、一つ一つの議案について『自分の意見』で判断するようなところが全く感じられないのである。
★小さいまちだから、市会議員の方も知ってる方が何人かおらるのだが、議員の立場になると全く『個人』がどこかに行ってしまうので、その辺がもう少し変わらぬものかと思っている。
私は別に共産党ではないのだが、三木の共産党の市会議員の大眉さんと板東さんはよく存じ上げているしいろんな話もするのだが、ごく最近板東さんとの雑談で、『彼が書いてるブログ』に議会報告があるのだが、サラーっと表面だけなので、『もう少しくだけた中身で書かれたほうがいい。』言ったのだが、
今回のブログは具体的に書かれているのでご紹介をして、私の感想も申し上げてみたい。
昨日のFacebook にこんな記事がアップされていた。
http://blog.goo.ne.jp/bunnyboy_ban10/e/07bc072be635aefe6a5d729c68bd9a82
その内容の抜粋である。
● 職員数の適正管理の問題です。
三木市の職員定数条例において職員定数は802人です。しかし、平成27年度の職員数は521人です。条例と現実に281人の差があります。あまりにも乖離しすぎであります。早急に条例改正し議会の議決を得るべきです。そして、今後、職員数の大幅な変更や戦略的な職員削減策を示す時には条例の改正提案を行い議会の議決を得るべきです。
その通りだと思うが、なぜほかの議員さんは反対するのだろう?
● 地域経済の活性化対策についての問題です。
地域の活性化という名のもとに情報公園都市進出企業に対する固定資産税、水道代、電気代などの助成は平成26年度決算で2億3000万円だったものが平成27年度決算では3億円以上となっています。活性化しなければならないのはいまある市内の中小企業や農家であり、そこへの影響はまだまだ大きいとは言えないように思います。
市内の中小企業に焦点を当てた計画として、平成27年5月時点では中小企業振興審議会を開催し、平成25年度から平成29年度の5か年アクションプランを随時評価し、見直すことで、早期の経済対策を実施するとしていました。十分な総括がなされないで、条例で示した中小企業振興審議会も開催しないのは問題があると考えます。
これなどもなぜこのままで通ってしまうのか?
● 北播磨総合医療センター直通バス運行補助事業の問題です。
平成27年度の乗車人数は往復で5万2,804人で昨年度より600人程度増えているとのことです。しかしながら、2億5000万円もの補助金が神姫バスに支給されております。1回乗車につき4700円かかっています。歳出削減を前提に議決された予算でもあり見直しが必要であります。北播磨医療センター行直通バスを続けるのであれば、少しでも、市民の皆さんに理解が得られる改善策を考えるべきです。
誰も乗っていない空の緑のバスが走っているのは、市民の誰もが知っている。こんなバス運行にほかの議員の方はどう思っているのだろうか?
以上のような話は、仮に議員さん個人個人とお話すると、多分賛成などされないと思うのだが、議会での議事の賛否となるとまた別の考えになるのか?
その辺がよく解らなくて、政治は別の世界かなと思ってしまうのである。
● 介護保険制度は平成27年度から65歳以上の人の介護保険料が、基準の保険料を月額5,050円から5,200円に引き上げになりました。低所得者の一部は軽減される人もいますが、ほとんどの方が負担増となりました。しかも特別養護老人ホームの入所者は、要介護3以上の人でないと入れなくなり、施設に入っている低所得者の利用料の軽減措置がなくなるなど介護保険制度が大きく改悪されました。介護保険の負担軽減と制度の拡充へと転換することを求めてます。
これに関連する話は、先日板東さんと雑談的に意見交換もしたのだが、私の住んでいるまち緑が丘は『高年齢化率60%』の年寄りのまちなのである。
いま、大和ハウスと三木市が組んで、若者を呼び込むために高層マンションを駅前に造ったり、今ある家を改造してなどと、いろいろやってるようだが、ダイワハウスは建物を建てることが出来たらそれでいいのだろうし、計画の基本コンセプトがもう一つよく解らないのである。
私自身が80歳を超える後期高齢者なのだが、今は元気なのだが、なぜ年寄りが金を使わないかというと、健康を害したり、衰弱した時にどのようなことになるのか、全く『読めない』『いくら掛かるかわからない』ので『安心感』がないから、みんな金を使わないのだ と思うのである。
既に『高齢者率60%』にもなり益々その比率が上がるのは間違いないのだから、下手に若者を呼び込もうなどとはせずに、いっそのこと『理想的な高齢者のまち』にして『弱った時に』例えば2000万円出せば入居できる『準特養のような施設』でもあれば、安心して金も使うからまちの活性化にもなるのでは?と思ったりしている。
そんな高齢者が安心して住める街にすれば、神戸から移住する人たちも出てくるだろうし、『元気な年寄りのまち』を目指せばいいと思う。幸い比較的土地も安いし、自然も豊かで立地も悪くない。高齢者が住むには最高である。若者と違って『高齢者はどんどん増える』からちょっと対策すれば幾らでもいいまちになる可能性がある。
世の中の『流れ』に乗った対策は、間違いなく成功するし、お金もそんなに掛からないのである。少子高齢化と言われている今の時代に、『若者を三木に呼び込む』などの『流れに逆行した政策』を考えたりするから、計画ばかりで実現しないのだと思っている。
★三木はいいまちだし、議員さんたちも個人的にはいい人ばかりなのだが、議員さんになってしまうと、どうも『没個性』でオモシロくないのである。
三木市の行政も市長さんがおかしいし、議員さんもみんな派閥などに入らずに、個人の考えで市政を糺す方向で動かれたらいいと思うのだが、『従来の政治』がダメなのだろうか?
そういう意味では『トランプさん』のような従来の枠にはまらない人や『維新の会』などの発想のほうがオモシロい。
大眉さんや坂東さん、草間さんなどよく知ってる議員さん方が共産党や派を離れて、より個人の想いを出されるような動きになれば、三木もより『活性化』するのだろうが、それが『ムツカシイ』のが従来の政治なのかも知れないのである。
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