★バラを育てだして、もう10年余りになるのだが、一番最初に買ってきたのが『パパメイアン』である。
その時は、何気なしに買ってきただけのことなのだが、それがなかなかの銘花であることは、ずっとあとになって解ったことなのである。
『パパメイアン』と検索するとこんな写真と説明が現れるのである。
もうバラを育てて10年にもなるが、ばらは結構『枯れる』のである。
一番手に負えないのが、ゴマダラカミキリ でこれにやられると殆どダメである。
根の中を空洞にしてしまうのである。対策は早く見つけることぐらいで、薬は一切効かない。
我が家の『パパメイアン』もやられてしまって、根は半分空洞になってしまっているのだが、何とか耐えている。
今はちょうど『返り咲き』直前でいっぱい蕾を付けているのだが、根は大きな空洞になっている。
これは、『ひょっとして枯れる』と思ったものだから、昨年は『パパメイアン』の挿し木をいっぱい育てたのだが、それが何本も成功して、今何本かの挿し木が育っているので、『パパメイアン』が我が家から消えることだけは避けられたと思っている。
★そんなところに、殿界寿子さんが『バラを育ててみる』というので、彼女のように熱心なら大丈夫と、挿し穂と昨日は『パパメイアン』の去年の挿し木の育ったのを差し上げたのである。
ばらはムツカシイ とよく言われるが、いろいろすることがあって、一つ一つは難しいことはないのだが、殆どの人が熱心に続けられないのである。彼女が花を育てているのを見てこれは『大丈夫』と思たのである。
余談だが、DNAは確かにある。 殿界さんのお父さんは『庭師』なのである。
だから、そのお父さんの血を受け継いで植物や花など、めちゃ熱心なのである。
殿界さん、こんなブログをアップしてくれている。
http://blog.goo.ne.jp/mikisanro-do0501/e/e58dec53f5f434f5fb757ec68b54ecd8
その中にあった写真である。
挿し木の苗だから、3月頃は単なる1本の挿し穂だったのに、今は『シュート』も出て一人前に育っている。
6月には、花をつけるだろうし、秋には花を咲かせるだろう。
銘花と言われてはいるが、『強健』である。
香りも素晴らしいし、何よりも殿界さん、ばらを始めれなら、私が一番最初に手掛けたバラがいいと思って差し上げたのである。
今、家には50本以上のバラがあるが、最初から枯れずに残っているのはその1割の5種類ぐらいのものである。
最近は、花や香りやといろいろあるが、『強健』なのが一番だと思っている。
昨日植えた、殿界さん宅の『パパメイアン』長く育ってほしいと祈っている。