★家内が思わぬ足の骨折で三木山陽病院に入院したのは先月の20日のことだから、もう20日以上になった。
お蔭様で手術もその後の経過も順調で、抜糸も済んだのだが、自分の足で立てる様になるのは、1月20日ごろだというので、退院はどうやら1月末になりそうなのである。
家内は毎年アメリカの娘のところに2ヶ月ほど遊びに行くのがこの10年続いているので、『独りの生活』には結構慣れていて何の問題もないのだが、入院で近くにいるとちょっとアメリカにいるときとは様子が異なるのである。
入院先は『三木山陽病院』我が家から3キロほど車なら6分もあれば十分である。
立派な病院で、きれいだし設備もなかなかである。
先生は、手術も済んだし、『いつでも退院されて結構です』と仰ってはいるのだが、家に戻ってくると、とても世話ができないのである。
病院生活は、3食付きだし、何よりも午前と午後に専門の先生のリハビリのトレーニングがあるのがいい。筋力を鍛えるし、あのようなトレーニングの習慣が付くことが何よりだと思っている。
家内は、もう何十年も水泳教室に行っていて、今でも上級クラスで泳いだりしているので、一般の方よりは確りしていると思っていたのだが、枕を踏んでの転倒の骨折は、やはり女性は特に歳をとると骨が弱いのかなと思ったりする。
★当初は年末には『退院』などと思ったりしていたが、今ではとてもそれは諦めている。
年末には孫も戻ってくるとか言ってるの大晦日と正月ぐらい戻ってきても大丈夫かなと思ったりするが、基本的には入院中の外泊扱いにならざるを得ないのである。
20日間過ぎたが、毎日病院に行っている。
アメリカに行ってるのとはわけが違って、洗濯ものはあるし、毎日行かざるを得ないのである。
家内は結構元気で、今までも『お産以外は入院したことがない』と威張っていて若い頃の『結核』と60歳代後半の『クモ膜下出血』で2度の入院を経験した私は、『仮り』ばかりだったのだが、今回はそのお返しが出来ている。
洗濯物のほかに、毎日コーヒーを作って持って行ってやっている。それも入院するまではコーヒーの淹れ方などさっぱり解らなかったのだが、いろいろ教えて貰って豆から挽いて本格的に作っている。
普段家にいる時よりは、『まともな会話』もできるし、入院も悪くはない。
1ヶ月以上も入院するとなると、そこが生活の場になってしまうのは解るが、一番大変なのは化粧品である。あれを、これをというのだがどこにあるのかも解らないし、持って行ってもそれではないと仰るのである。
20日経ってやっと化粧品や、身の回りのものが揃った感じである。
きょうは午後、5階の病棟から1階級介護の不要な?4階の病棟に部屋が移ったようである。
あとは確りと『リハビリ』をして確りと元のように『速歩』出来る様になってほしいものである。
★そんな年末に、我が家はいま、屋根と壁の塗装をやって貰っている。
毎日、業者の方が来られるし、この歳末結構忙しく過ごしている。
久しぶりに『師走』を感じている昨今なのである。
家内の骨折入院で、また単身生活だが・・ それもまた、なかなかいいこともあると思っている。