★ 昨日は、こんなスーパーに行ってきた。
家の近くのスーパーで、家内のお供をしてよく行くのだが、行くたびにとは言わないが、折角覚えた商品の陳列場所が、ガラーっと変わってしまうのである。
所謂、模様替えだが、目先を変えるというのならともかく、全く違ったレイアウトにするのは何かメリットでもあるのだろうか?
そんなこともあって、このように検索してみた。
この様にいっぱい現れる。
そんな中の解説記事は、なるほどというものも多い。
これなどは、確かに見た目は『きれい』であるが、売り上げに直結するのだろうか?
いろんな理屈も、並べているが、本当にそれが正しいかどうかは、解らない。
そんな中で、納得できたのがこの『メンタルマップ論』である。
消費者がスーパーで行う買い物の7割は、来店前に計画されたものではなく、店内で決定されています。したがって、店舗環境がその決定に与える影響は大きく、買い物客がそれをどう捉えているかを知ることは小売業者にとって重要です。
そうした買い物客の知識のひとつに、メンタルマップがあります。買い物客が頭の中で描く地図のことです。認知マップとも呼ばれます。さまざまなメンタルマップがありますが、今回はスーパーのメンタルマップについて考えたいと思います。誰でも、自分がよく利用するスーパーについては、どの製品カテゴリーが店内のどこにどれぐらい置かれているかなど、だいたいのレイアウトを地図のように記憶しているでしょう。これがメンタルマップです。
私がこの問題を取り上げているのは、長年私のアタマの中にあった『私のメンタルマップ』が完全に、壊されてしまって、いまこのスーパーの『メンタルマップ』は存在しないのである。
それによって『買おうと思ったものが買えなかった』ということはないのだが、何故か買い物がスムースでなかったのである。
ただ、売り場が変わっているので、店内のいろんな場所を歩くことはある。それによって目についたものの『衝動買い』などがあるのかも知れない。
★ただ、レイアウトの変更ぐらいでは、店全体の売り上げに直結するのかどうかは、疑わしい。
店全体の売り上げや利益は、もっとベースにある『基本コンセプト』や『店のイメージ対策』などのほうが大事なように思うのだが、どうもそこから先のこんな問題を、いろいろと検討したがるように思えてならない。
それがどのくらい、効果があったのかという検証がムツカシイだろう。
常連客の『メンタルマップ』は、その人にとっては、非常に貴重なもので、特にスーパーなどでは、そのマップに従って歩くコースも、殆ど決まっているように思う。
そこから、ちょっと違うルートを歩かせる工夫は要るとは思うが、『メンタルマップ』を破壊してしまうのは、暴挙のように思ってしまうのである。
ただ、それが当たっているかどうかは、全然自信がない。タダ何となくそう思うだけである。
こんなことを思うと、店内の写真を撮ってきて、Googleで検索し、そこに書かれたことを読み、取捨選択をして、こんなブログを書いたりする私が変わっていて、まずこんなことをする人は、世の中にはあまりいないということは間違いないだろう。