前例を重んじる政治や官僚の世界だが、世の中はどんどん変わっているのだから、
ドラスチックに変わるほうがいい。
★最もドラスチックに変わったと云えば、何といってもミャンマーである。
長年続いた軍事政権からスーチーさん率いる民主化政権になることは確実のようだが、憲法の規定で大統領にはなれないという。
大統領以上の存在になるとか、常識では考えられないことを言っているが、果たしてどのような進展を見せるのであろうか?
これぐらいドラスチックに変わることは珍しい。
★ 大阪の橋下さんが、『5年以内に衆議院の過半数を・・』と言ったらしい。
これも思い切った橋下さんらしい発言で、こんなことが言えるのが橋下さんで、ほかの人では言えないだろう。
これはハッタリではなくて、本心からそうありたいと思っての発言だろうと思う。
5年という歳月は、結構長い。5年もあれば世の中は一変することは可能だから、『5年以内に』というのは、そんなにおかしくはないと思う。
上記のミャンマーでも、5年前はパリパリの軍事政権で、こんなことになるなど誰も想像もしなかったに違いない。
日本の政治も、東京中心から地方へ、国会議員と地方議員は同格など、橋下さんの主張が実現しないとは限らないのである。
★ もう一つ、民主党の解党話が、Yahoo の意識調査に登場した。
岡田代表は、No の立場らしいが、一般の調査の結果はこんな感じで『解党すべき』が大勢を占めている。
民主党も、今のままではダメだと思うが、解党して新しく出直してみても、「おおさか維新」のように言い切れるかというと、それもムツカシイかなと思ったりする。
政治の世界というか、戦後70年を経て、新しい時代になるべき時期ではなかろうか。
『戦争が出来る国』などと言う不思議な発想ではなくて、『本来の自国の憲法』を持つ国として、時代にあった憲法改正をして、生まれ変わるぐらいの大変化があるほうが、新しい日本の国づくりにいいのではと思っている。