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健康寿命を伸ばすために

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★最近『健康寿命』という言葉を耳にする。

 

   

 

 

平均寿命はどんどん伸びる傾向にあるのだが、健康寿命との差が大きいのが問題だという。その差が、介護の必要な期間で10年もの期間があったりする。

極端に言うと、『寝たきりの期間』が10年もあるのでは大変だと思う。

医学の進歩で、人間なかなか死ねなくなったと云ってもいいのだろう。

 

★私自身が82才、家内も78才だから、まさに『後期高齢者家庭』なのだが、お蔭様で健康に過ごしているので、今のところ『大丈夫』なのだが、いつ健康寿命の段階を卒業するのか?

それはよく解らない。 その時にどんなことになるのか? そんなこと考えてみても仕方がないので、私自身は一切考えないのだが、家内は結構マジメだから、いろいろ心配をするのである。

世の中の評論家諸氏は、いろいろ仰るが、人それぞれ寿命というか運命みたいなものがあって、それに逆らわずに自然に生きるのが一番いいと思っている。

ただ私は、どのような変化に対しても柔軟に対応できる自信はある。危ないと思ったら、それに備えることは必要で、危ないと思っても『備えない』『対応しない』ではダメだと思う。

 

★私自身のことで言うと、68歳の時に『くも膜下出血』で突如倒れて入院した。直接の原因は、怒って頭に血が上ったのだが、ひっくり返ったのは、その時の生活態度がもう一つだったのだろうと思っている。

運よく、脳外科の先生が30人近くもいる札幌の脳外科専門の大病院に運び込まれて、手術も何もせずに1ヶ月半で退院した。おかしなところが切れたので手術をするよりも、『何もしないことを会議で決めた』と仰るのである。運がよかったと思っている。

それ以降、日常生活は無理をしないように特に必要な場合以外、夜は家にいて極力会食などは避けることにしている。

そのあと1,2年して膝と腰が痛くなった。外科に通っていたが、そこの先生が『こんな治療をしていても、根本的には治らない。筋肉をつけてそれを柔軟に保つような運動をするほうがいい』と仰るものだから、それ以来、10年以上欠かさずストレッチをしている。

市役所の体力測定をすると『体力年齢44.4才』と出る。少なくともこの1年はさらに筋力もつき柔軟性を増したので、ひょっとしたらもっと若返ったかも知れない。今のところほとんど何の問題もなく体力的な健康寿命は大丈夫だと思っている。

体力維持の目標は、『綺麗に歩けること、50メートルのダッシュが出来ること』と勝手に決めて、それが出来るような対策をやっている。その目標の達成には役に立たないと思うので、長い時間の散歩などはやらないことにしている。

 

★私の人生の生き方の基本は『差別化』だと言っていい。 

『差別化』とは、マーケッテング用語だが、経営でもなんでも『差別化』は生き残るための基本なのである。同じことをしていたのでは厳しい競争の世界では生き残れない。だから、なんでも差別化で通している。

『携帯電話』も『パソコン』も現役時代は一切やらなかった。そんなものは経営の判断に何の役にも立たないと思ったからである。パソコンは72才になってから、始めたが『携帯電話』は今でも、持っていない。必要がないと思うからである。

ただ、『パソコン』は現代のネットのシステムを利用するには、必需品だと思っている。私の健康年齢を伸ばす上で、特に新しい知識導入に、ネットやパソコンはMUST なのである。家にいるときは、10時間はパソコンの前にいる。 何か外でいろいろやってるように思われがちだが、家でパソコンの前に座っている時間が一番長い。殆ど本も、新聞も読まなくなった。ネットの中の情報のほうが新鮮で価値あるものが多いと思うからである。

それが自分のやりたいことで、自分のやりたいことがやれたら、健康寿命は延びると勝手に思っている。

 

★もう一つ、健康寿命を延ばすために、間違いなく役立っていることは、人を信じることである。 私は生来、バカみたいな『性善説』で世の中に本来悪い人などはいないと思っている。

だから、Facebook の世界などは大好きで、現実にいろん人なと繋がってるし、突然何の関係もなかった人と繋がったりするのである。

昨年秋、殿界寿子さんに出会って、地域活性化のプロジェクト燦々SunSun を立ち上げた結果、いろんな人たちに出会えた。

会議もない、計画もない、予算もない、報告もない、特に組織などもないし、上下もない。世の中の会社や行政であるものは殆どないのだが、物事はどんどん進む。そのベースがネットの世界といろんな人であることは間違いない。そんな世界が見つかって『私の健康年齢は間違いなく伸びる方向』に働いている。

これも『差別化』そのもので、日本のどこにもないただ一つの仕組みの上に成り立っているのである。こんなところが、私の健康年齢対策なのである。

 


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