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選挙年齢引き下げに伴い飲酒、喫煙も引き下げるべきか

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★ 選挙年齢引き下げに伴い飲酒、喫煙も引き下げるべきか という意識調査がある。

 

  

 

『引き下げるべきではない』という意見が圧倒的である。

自信を持って答えられないので、ちょっと調べてみることにした。

まず、世界各国の喫煙の許される最低年齢を調べてみるとこんな結果になった。

 http://www.geocities.jp/m_kato_clinic/mini-age-tobacco-1.html

煙草の場合は、体によくないことは、若い世代も成人になっても同じだとは思うが、20歳まで喫煙がダメというのは、 日本だけといってもいい状況で、18歳から16歳でOK という国が殆どなのである。

 

 

これに反して飲酒の許される最低年限は、以下の通りで、

   http://www.geocities.jp/m_kato_clinic/mini-age-alcohol-1.html

こちらのほうは20歳の国もあるし、アメリカなど21歳まで禁止の国も幾つもある。

勿論16歳から可能という国もあるが、煙草に比べて『厳しい』と言える状況なのである。

『なぜ、20歳まで、お酒を飲んではいけないのか』と検索すると、こんなサイトが現れたのである。

http://www.pref.toyama.jp/branches/1268/03-seikatsu/alcohol.html

 

 そこには幾つもの理由が書かれていたが、特に驚いたのは、

1つめの理由は、「アルコールは脳の細胞の破壊を加速する」からです。

 人間は生まれたとき、だれでも約140億個神経細胞を持っています。
 これが、20歳を過ぎると、1日10~20万個ずつ壊れていきます。
 脳の神経細胞は、一度壊れると二度と再生しないので、20歳を過ぎるとどんどん減っていくことになります。

 アルコールは、この破壊を加速すると言われているのです。
 どんどん脳の神経細胞を発達させていかないといけない、大切な未成年の時期に、脳細胞を早くも破壊させてしまうことは、その後の人生に大きく影響を与え てしまいます。

 

★ 酒は百薬の長 などと言われていたりする中で、これは大変だなと思った。

孫がいるアメリカでは、酒が解禁される年齢は21歳ということになっている。

酒と煙草の許される最低年齢に差があるのは、こんな医学的な見解に立脚しているのであろうか?

 

自民党は政府に、選挙年齢の18歳までの引き下げに伴って酒も煙草も引き下げを提言するようだが、こんな状況を調べてみると、簡単に18歳まで年齢を引き下げるのはどうか と思うようになった。

世論の大勢も、20歳までの禁止という方向なのである。

国は果たして、どのような判断をするのだろうか?

 

 

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