★ 『インターンシップ』という言葉をはっきりと知っていたわけではない。現役のころはそんな制度は、まだスタートしていなかった。関西国際大学の松本茂樹先生とお付き合いするようになってから、『インターンシップ』 という言葉をしばしば耳にする。
改めてその解説を見てみると、次のようにあった。
インターンシップとは、学生が一定期間企業などの中で研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験を行える制度
・・・インターンシップ制度は徐々に浸透してゆき、2005年(平成17年)には推計12万人の学生が制度を利用していると報告されるまでになった。
このように、学生に対するインターンシップ制度の普及により、職業意識の向上に資するようになり、また職業選択に役立つ経験を得る機会が得られるようになってきた。
★ 突然だが、このYou Tube は、関西国際大学に留学中の台湾の学生さんが、インターンシップの仕事として、『神戸電鉄粟生線唱歌』を中国語で歌っている。
これを台湾に流して、観光客を粟生線沿線に呼び込もうとする画期的な取り組みなのである。
このお盆休みに、そんなプロジェクトに付き合って、その広報を担当している。
神戸電鉄粟生線の未来を考える市民の会 というのがあって、私もそのスタートから参加している。 存続が危ぶまれる 粟生線を残そうと熱烈な想いをもつ西田くんたちが、鉄道唱歌ならぬ 神戸電鉄粟生線唱歌で、全線の駅やその近隣の風景を読み込んで、80番もの歌詞を創っているのである。
それを関西国際大学の松本先生の授業に持ち込んだら、一緒にYou Tube も創ってと、学生さんたちが『インターンシップ』で手伝ってくれているのである。
このお盆休みの13日から3日間、現地活動も含めて、続けられていて、その第1日目の取材を、神戸新聞の大島光貴三木支局長が取材して、こんな記事に纏めてくれているのである。
この動画は、昨日8月15日、お盆の休みに、学生さんも松本茂樹先生も出てこられて、粟生線の未来を考える市民の会のメンバーと一緒に、インターシップ をやっているところである。
これはまだ途中です。今後どんな形で纏まるのか、ご期待ください。
最終どんな形になるのかは、私もよく解っていない。
松本先生が言われていたが、インターシップを1回生の時から必修にしているのは関西国際大学だけだそうである。そしてインターシップをちゃんと受け入れようとすると、受け入れ側も大変だが、それによって仕事の内容などが整備され、受け入れ側にとっても大いにプラスだと云われていた。確かに、上野さん以下先週の日曜日は、この準備に大変だったようだが、その成果が昨日あたりも十分に発揮出ているように思えた。
私のインターシップ初体験だったのである。
★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。