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救急車の有料化問題

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★昨日の Yahoo ニュースに 救急車の有料化問題 が載っていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150614-00000506-san-soci

 

   

 

 

 ★お二人の識者のご意見が載せられている。

なるほどと、思うご意見である。

 

救急車を自家用車代わりに利用する人が、どれくらいの比率か解らぬが、この問題を含めて、日本の場合はそのことに精通している人が得をする状況があることは事実だろう。税金で賄われている補助金なども、補助金慣れしている人たちのところに、結果的に行ってしまう。

救急車などにお世話になったことのない方は、家にあんな車が来たら『恥ずかしい』と思う人も間違いなくいるのだろう。

慣れてしまえば、2度目からは簡単に呼べるのかも知れない。

私自身の意見はと言われたら、少なくとも『タクシー代相当ぐらいは、利用者が負担してもいいのでは?』と思う程度である。

 

★救急車に関して、今までの私自身の関わりは、3度お世話になったことがある。

 

● その最初は、札幌で警察本署で文句を言って怒っていたら、怒りすぎて頭に血が上って、『くも膜下出血』で倒れてしまい、警察署だったので、救急車は、警察が呼んでくれて、倒れて10分後には脳外科の専門病院にいたのである。67歳ぐらいのことだが、お蔭様で一命を落とさずに、今も元気にしておられるのは救急車のお蔭なのである。

もう一つは、運ばれた脳外科専門病院が、脳外科の先生が30名近くもいる、関西などでは考えられない病院で、出血したところが非常に難しいところだったので、手術など一切せずに自然治癒を目指そうという決定を会議で決められたようである。普通の脳外科の先生が2,3人の病院では大概手術をされるようで、『何もしない』という判断はなかなか難しいのだと、主治医の先生が後言われていた。そういう意味ではツイていた。

 

●もう1回は同じ札幌で、単身赴任していたのだが、退院してきて数か月後、めまいがして天井が回ったのである。 どうしようかと思ったが、退院後間もなかったし、気持ちが悪くて救急車を呼んでいただいた。

その時は部屋から、車までも担架で運ばれたし、みんなが見てて恰好悪かったの覚えている。病院での検査の結果」、何もないということで歩いて帰ってきた。

 

●あと1回は私ではなく、母なのだが101歳の時だと思う。ショートステイから戻ってきて、足が痛いというのである。ちょうど夏のお盆の8月14日のことで、世の中の病院はすべて普通は休みなので、どうしたものかと相談の電話を掛けたら、救急車で運んであげると云われるのでお世話になったのである。

足が痛くて病院に行ったのに、いろんな検査をしてくれて、ちょっとおかしいところがあるとそのまま入院となってしまったのである。母はそれまで至って元気で病院に入院などした経験もなく、『入院』と云われて動転してしまい、ホントにおかしくなってしまったのである。ちょうどその時介護度の調査の時期で、介護1から介護4になって特養に入居資格ができて、1か月後正規に『りんどうの里』に入居できるようになったのである。慣れたところに戻ってからはまた元気になっていたのだが、103歳のころインフルエンザが出てそれが原因で亡くなってしまったのだえる。

でも、希望の特養に入ることができて、我が家は救急車にはほんとにお世話になっているのである。

 

★海外の諸国は殆どすべてが有料のようだし、日本も幾らかは有料化にしてもいいのだとは思うが、世界で珍しい救急車の無料国というのも、自慢出来る制度かも知れない。

こんな判断は、どちらが正しいと云えるものでもない。

選んだ政治家たちがどのような判断をするかだが、お前どちらか言ってみろと言われると自信を持って言い切れるほどの、判断力はない。

それこそYahooの意識調査でもしたら、どんな結果になるのだろう。


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