★川崎重工のOB会の名前を相信会という。
年に数回の会合があるので、殆ど出席するのだが、昨年後半は足が悪かったので半年ぶりの出席だった。
★いつもの通り100名ほどの会合だが、
OBと言っても、だんだんと旧い方になってきて、最近入会される方は、殆ど現役時代は知らない方が多い。
不思議なもので、会のエライさんたちは、よく知っていて、別にそんなにエライとも思わないのだが、
最近、役員になられる方は、現役時代を知らないものだから、逆にエラク見えるから不思議である。
いろんな昔の仲間たちに会えて、楽しい時間であった。
★ 昨日は、会の始まる前に、
国土交通省 気象庁、大阪管区気象台長の永田 雅 さんの
西日本の海溝型巨大地震 ―東北地方太平洋沖地震の発生を受けてー
という記念講演が1時間ほどあった。
その内容は
● 1995 兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)
● 2011年 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)
● 地震と津波の仕組み
◎ 西日本の海溝型巨大地震
という4項目を資料を下に解説されて興味深かった。
その資料の中から2枚ほど ご紹介したい。
これは今まであった地震の大きさを解り易く、図で表している。
世界で一番大きかったと言われるのが『チリ地震』で一番上の大きさである。
2番目が『アラスカ地震』だそうである。
そして、今回の東日本大震災の大きさは、『点線で囲んだもの』だから、相当の大きさなのである。
左側に並んでいるのが、日本で今まであったとされる大きな地震なのだが、『阪神大震災』は一番下だから、今回の地震とは比較にならないのである。
関東大震災も、これで見る限りそんなに大きくはないに尾だが、密集した都会で起こっているだけに被害が大きかったのだろう。
『1968十勝沖大地震』は、実は私は、その真っ只中、盛岡から八戸へ向けて3人で、私が車を運転して走っていたのである。
4輪が一度にパンクしたのではないかと思ったものである。もう少し走ったところの道は崩れて消えていた。
アレは関東大震災よりも、阪神大震災よりも大きかったのだが、青森だったので大した被害にもならなかったのだろう。
この表の上部は、左が九州、右が東海と、地域を現わし、
縦軸は、昔からの時系列に起こった年月を現わしている。
南海、と東南海地震の発生は、続いて起こっているのが特徴だそうである。 安政大地震は連続して起こっているので、極端に言えば続いてとか、同時に起こる可能性もある。
どれくらいの周期で起こるのかは、この表を見る限り、近く起こる可能性があるというのである。
下の円は、地震が伝わる早さ(時間、秒)である。
全体の説明は、多分間違ってはいないと思う。
ほかにも沢山、勉強してきたが、皆さんにご説明するほど自信はないのである。
なかなか、いい1時間ではあった。
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