★薔薇を育てだしてから、もう10年以上になる。
最近は、惰性になってしまってそんなに一生懸命でもないのだが、何年か前までは生活の中で薔薇の占めるウエイトが高かった時も何年か続いたのである。
薔薇は、なかなかムツカシイというのだが、ちゃんと世話をすればそれほどではない。
でも、毎年何本かは必ずといってもいいほど枯れるのである。
通常よく言われるうどんこ病などの対策は、薬で消毒さえすればいいのでそんなに問題でもないのだが、厄介なのは害虫なのである。
害虫にはここにあるようなものがいるのだがカイガラムシやアブラムシなどは、動きまわらないので、これも大したことはないのだが、
問題は飛び回る虫で、その幼虫が根を食い荒らしたりして『枯れてしまうのである』
一時はいろいろ気をつけていたが、毎年やられるので、何本かが枯れるのは、諦めることにした。
そして、その対策として、補充するための『挿し木』にチャレンジして毎年何本もの薔薇を補充していたのである。
一時はどんどん本数が増えて、70本にもなっていたのだが、今はさぼっていたら50本ほどに減ってしまったのである。
今年は、2月の冬選定の時に切った枝を挿し木にしている。
その方法も、まったく私流の『ずぼらな方法』で 、こんな植木鉢の底の皿に水を張って、そこに並べているだけである。
この方法だと、まず水切れすることがないし、大丈夫の場合が多い。2月の5日ごろに挿し木をして、もう1カ月を過ぎている。
ご覧の通り芽が育っているので、枯れていないことは間違いない。
2か月ぐらいになると細い白い根が出てくる。 そこまでいけばまず80%方成功である。
そのまま植えてやれば早いものは、秋には花を咲かしたりするし、翌年は間違いなく花ををつけてくれるのである。
★今年、なぜ思いだしように挿し木をしているのは、10年も以上も前、最初に買った『パパメイアン』の根元がやられてしまって、枯れてはいないのだが、ひょっとして枯れたりしたら、思い出の『パパメイアン』がなくなってしまうからである。
香りのいい真っ赤な花をつける『パパメイアン』は、どうしても挿し木で残しておきたいと 思っているのである。
上の写真の下のほうである。
あと1か月の勝負なのである。
久しぶりの挿し木だが、果たして成功するだろうか?