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鈴鹿サーキットの2日間

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★11月の最後の2日間を、鈴鹿サーキットで過ごした。

考えてみると、人生の殆どを二輪と関係して過ごしてきた。

人生で「出会った人」はともかく、何となくでも「お付き合いのあった方」は、圧倒的に二輪関係者で、それも川重関係者よりも外の方の方が圧倒的に多いのである。

そしてそんな関係は、81歳の今も続いている。

今回鈴鹿サーキットに約100名の二輪愛好家が集まったのだが、 その中の数人を除いては、KAWASAKI Z1 FAN CLUB をスタートさせて後、この2年間の間に繋がった人たちなのである。

 

 自分自身は二輪車に乗ったりもしなかったし、、勿論所有したこともないのだが、なぜ二輪のユーザーが多いのだろうかと不思議に思うこともある。

二輪の愛好家は、一言で言えば、何となく単純で解り易いような気がする。

勿論、いろんな人がいるのだが、そんなに裏のナイ単純な人が多いような気がしてならない。

私自身は、根っからの『性善説』だから、解り易い人に関しては、それなりにちゃんと理解出来て、それなりにちゃんとお付き合いが出来るのである。

 

そのベースには、レースがある。

『レースでの競争』と言う単純で解り易い世界で生きた人たちの『勝利に対する一途さ』 その努力の過程が好きだし、 

『優勝の喜び』 や 『敗れた時の悔しさ』 などレースの結果は、単純で明確なのがいい。

そんな『正直な世界』に生きた人たちの、単純さみたいなのがいいのかもしれない。

 

 

 

20年ぶりに鈴鹿サーキットで2日間を過ごした。

鈴鹿サーキットは、昨年がその50周年だった。

1961年10月、51年前の未だオープンしていなかったスタンドが土だった当時の鈴鹿サーキットを知っている。

1960年代は、カワサキのファクトリーのマネージメントを担当していたので、よく鈴鹿に通った。

たった1回しか行われていない『鈴鹿24時間耐久レース』の時も鈴鹿の現場にいた。

夕方5時にスタートしたのだが、24時間走り続けると、『香港までの距離を走ります』 とアナウンスがあったのを覚えている。

 

それから20年ちょっとのブランクがあって、1990年代の夏は、4耐、8耐、全国安全運転大会と毎年夏の3週間を鈴鹿で過ごしていた。

今回、さらに20年のブランクの後、訪れた鈴鹿サーキットは、素晴らしく立派に変わっていた。

 

 

スタート時代の面影を残していた1990年代のサーキットからは全く新しいものに変わっていた。

その施設は全くの新設で、改修などではないのである。

コースレイアウト以外は、スタンドも含めて、全く新しいものになっていた。

裏の池などもなくなっていて、ちょっと寂しい気もした。

今回は『モリワキ祭』への参加者としての参加なので、初めて『入園料』を払っての鈴鹿だったが、ずっと車を止めていた懐かしい安全運転コースに車が止められたので、昔と同じような気分になった。

 

★そんな鈴鹿に2日間いて、若い人たちにちゃんとお付き合い頂いて、自分でも『結構若返ったような気分になった』のである。

 

鈴鹿までの180キロは、自分の車に3人で、私はちょっと運転しただけであとはお客さん然と後部座席でやってきたのだが、

帰りは、よく通った鈴鹿への道を、昔のように独りで運転してみたくて、ちょっとお先に失礼して、独りで180キロを昔のように名阪を走って三木まで戻ってきた。

昔と同じように、180キロを2時間ちょっとで、4時前に鈴鹿を出て、6時ちょっとすぎに家に戻ったのである。

 

この2日間、 気分的にはホントに若返った。

疲れなど一切残っていない。

昨日編集した動画も、自分でもなかなかの出来栄えだと思っている。

鈴鹿サーキットが、 昔を思い出させてくれて、 そのころと同じような気分にさせてくれたように 思っている。

 

 

 

こちらは動画に寄せられたコメントの一部です。

 

         

 

  そんな気分が乗り移ったのか、昨日はFacebook で若い方からのトモダチ申請が相次いだのである。

 

           

 

   ひょっとしたら最後の鈴鹿になるかもしれないが、なかなかの2日間だった。

 

 

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