★家の事と書いて『家事』と言う。
最近は、男も家のことをいろいろと手伝うらしいが、我が家では家のことは一切家内に任せて、50年を過ごしてきた。
別に、亭主関白で、家のことは一切しないと私が決めている訳ではナイ。
家の中の、例えば炊事だとか、料理だとか、掃除も洗濯もやれば結構ちゃんとやるのである。
家内は毎年、2ヶ月ほどはアメリカの娘のところに遊びに行くのが定番になっていて、その間2ヶ月は、独りでの生活も自分なりにちゃんと出来るのだが、
家内が戻ってくると、家事一切家内に任せて、私は何もしない生活に戻ってしまうのである。
私がやらないのではなくて、私のやり方では家内が気に入らないのである。
昨日の新聞に、梨を皮のまま夫がかじって、それを注意したら夫婦げんかになり、刺したとか、
それに近い感じの文句は、家内は毎日のように言う。大体女性の方が男のすることが気になるらしい。
今回も、私がアメリカから戻ってきたのが9月中旬、未だ残暑の季節だったので、夏のパジャマだったのだが、
10月末家内が戻って来た時も未だそれを着ていたら、それがどうしても気に入らないのである。
確かに、季節の変わり目の服装なり、布団や、家の中の敷物など、非常にきっちりとやらぬと気に入らないのである。
私の毎日の服など、私が選んだことはナイ。 すべてちゃんと整えてあるのでそれを着ることにしている。
★そんなことで、家のことを一切家内に任していると、何にも解らなくなってしまう。
昨日は、トイレがもう旧くなって調子が悪いので、新しいものに換えることになっていた。
工事屋さんがやってきて、
水を止める止水栓はどこですか?
というのだが、それがどこなのか解らないのである。
家内は生憎プールに行っていていないので、三木市役所の水道局に聞いてみた。
メ―タ―のすぐ横にあるはずだと言う。
それがないのである。
業者を行かせますからということになったのだが、そこに家内が戻ってきた。
砂利の下になってるよ。
とこともなげに言うのである。私がそれを知らぬだけである。
慌てて、市役所に電話して、業者が来るのを断って貰ったりした。
確かに、メ―タ―のすぐ近くだが、砂利に埋まっていて、知らぬとどこにあるのか解らないのである。
工事を終えて、元に戻すと、 止水菅のふたなどどこにも見えなくなってしまう。
今回は、どこにあるのかよくわかった。
今度水道工事をする時は、問題ない。
つまらぬことだが、 解っていないと大変なのである。
市役所の方は、親切で業者をわざわざよこすと言ってくれたのだが、
そんなお世話にならなくてよかった。
トイレが新しくなって、快適である。
もう10年は持つだろうから、止水栓を止めることは、風呂の工事でもしない限りナイのかも知れない。
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