★神戸ベンチャー研究会にスピーカーとして招かれて1時間ほどお話をさせて頂いた、
テーマは、
というものだったが、敢えてマイクもプロジェクターも使わずに、白板を使ってお話しすることにした。
A.雑談 B. NPO The Good Times のシステム説明 C.小川優くんの挿話 D.今後の展開、神戸ベンチャー研究会への提言
とまず1時間の枠組みを白板に書いてスタートした。
さらに続けて、
冒頭、もう20年以上も前の『これからの流通業』服部吉伸著から拾った言葉
システムとは手続き通りに仕事を進めてゆけば、意図した目的が実現できる仕組みでなければならない という言葉のご紹介からスタートした。
神戸ベンチャー研究会は10年も経っているのに、10年前とおやりになっていることは、同じことの繰り返しで、ただ回数が重ねられただけなのである。
世の中では、『仕組み』や『システム』という言葉はよく使われるのだが、『意図した目標が実現』しているのは、あまり見たことがナイ。
これは何も『神戸ベンチャー研究会』だけではなくて、そこらの大企業や行政でも殆ど同じレベルで、まず『仕組みを創る』=『組織や人事を決める』ぐらいにしか思っていないのが現状なのである。
★もう20年以上も前、服部さんの書かれたこの『仕組みという言葉』の話を冒頭にお話しして会場の反応を見たかったのである。
仕組みを造るのは、非常に高度な仕事である。 (殆どの方が自分でおやりになった経験がナイ)
仕組みを造らずに放たらかしの形にして、創意工夫してやりなさいというのは酷である。損なやり方である。(こんなやり方が普通である)
システムとは手続き通りに仕事を進めてゆけば、意図した目的が実現できる仕組みでなければならない。 (仕組みを創らないから何年経っても同じである)
現在のシステムは単なるデーターのアウトプット体系に過ぎない。現在のシステムは単なるデーターのアウトプット体系に過ぎない。
もう一つ、汎用的な言葉だが、殆どの方が正確には理解していない『広報』について、
広報とは英語で何と訳すのですか? PR と応えられる方がまず少ない。
PRが Public Relation 社会におけるいい人間関係創り 関係創りだから双方向でナイとチラシをまくだけではダメなのである。
このコンセプトを持ちこんだのは、戦後、マッカ―サ―なのだが、それをなぜか『広報』と訳したばっかりに、解ったような気になって正確に認識されなかったのである。
この二つのことに付いて会場の反応を見て、私なりにあとの時間の話の内容を組み立てることにした。
みなさん、多分初めて聞かれる話のように、私は受け止めたのである。
広報活動=社会におけるいい人間関係創り=NPO The Good Times の活動
そしてNPO The Good Times は、Facebook やツイッターなどと全く同じ『仕組みシステムそのもの』だから、あとの細かいことよりもこんな基本の部分を是非理解してほしいなと思ったのである。
★私の現在の活動の基盤は、1990年代に国内市場を担当した時のソフトノウハウを基盤に、昨今のインターネットを駆使して、当時と同じ発想で展開しているのである。
『これからの流通業』と言う服部吉伸さんの本の中の言葉の数々に共感したのは、自分がやってる、或いは思っていたことを非常に『的確に表現』されていたからで、自分のやっていることに確信を持ったのである。
すぐ服部さんの自宅に電話して、お会いしてそれからいろいろな服部さんとのお付き合いが始まったりしたのである。
そのあと服部吉伸さんは立命館大学の教授などもおやりになって、いまはFBで繋がっている。
この講演会のあと懇親会もあったのだが、その間ずっと二人で話をしてたのが、小西一彦さんである。
共感して話しも弾み、NPOの個人会員にもなって貰ったし、神戸ベンチャー研究会のこともズケズケ申し上げて、『NPO The Good Times のシステムでプロジェクトを組まれたらもっとうまくいく』などと提言もしたのだが、『顧問になってくれますか』などとも言われて、帰宅して名刺を改めて見ると兵庫県立大学名誉教授とあった。
今日の神戸ベンチャー研究会のFB ページには、こんなコメントが載っていた。
★ 服部吉伸さんも、私といろいろ関係があったが、その後立命館大学の教授になられて、現在はこんなことをされている。
服部さんのお陰で、小西さんとも繋がったみたいなものである。
繋がるだけではなくて、ぜひNPO The Good Times のトータルシステムで、神戸ベンチャー研究会のお手伝いでも出来たら、
昨日の1時間も、お互いに意味があることになるのだろう。
果たしてどんな展開になるのだろうか?
★NPO The Good Times のホ―ムページです。
★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。
★English Version です。