Quantcast
Channel: 雑感日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5069

アメリカのハイウエイのカープール

$
0
0

★ずっと以前に、

このブログでも取り上げているアメリカのハイウエイの『カープール』を本当に長い距離経験しました。

こんなに気持ちよくハイウエイを走れたのは、初めてです。

 

まず、この動画をご覧になってください

 

 

昨日はロスの空港まで、日本の大学に戻る孫を送っていきました。

アメリカのハイウエイにある『カープール』 とは、二人以上乗っている車だけが、走れるレーンのことです。

渋滞でないときは、別に気がつかないのですが、一旦渋滞になると十分にその威力を発揮します。

私自身、こんなに長い距離をカーレーンで走ったのははじめての経験ですが、無茶苦茶気分よかったです。

これは、朝の渋滞などを避けるために創られているシステムです。

何人かである地点に集まりそこから、1台の車に乗り合わせて、渋滞の緩和に協力する、そんな人達もいるようです。1人で車に乗るよりは何人かで乗るほうがエネルギーの削減にも貢献します。

5車線もあるアメリカのハイウエイだからできるシステムだと思いますが、見事にルールが守られているのが素晴らしいと思います。

もし日本で、同じようなことをやったら、違反する人が続出するようなルールでもあります。

 

 

もう一つ、このレーンに車線変更するのには、決められた白い線の部分でしか出来ません。

ずっと昔、現役の頃、渋滞のハイウエイを走ったことがあります。

カープールの直ぐ横のレーンを4人ほどのって走っていたのですが、『カープール』のルールを聞いて、なぜ4人も乗ってるのに、隣のレーンに移らないのか?

と聞いたところ、車線変更できるところまではダメだと何キロかのろのろ運転で走った経験があります。

車線変更できる区間は、ハイウエイへの乗り降りが出来る地域となっていますので、相当の距離があるのですが、2人以上乗ってる車も車線変更するためには次の区域まではノロノロ運転なのです。

 

日本では、『どうも守れそうにない』と思うのは、私だけでしょうか?

社会の中で、決められたルールを守って暮らしていく、そんな姿勢では、アメリカは数段日本をリードしているような気がします。

決めたら守る、違反した人に対しては、厳しい罰則を課す、そんな体質になりきっているアメリカです。

世界の中で、生きて行くことが求められている時代になっていますので、日本人も世界の常識に従って生きていく、そんな姿勢になることが必要だと感じています。

 

 

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5069

Trending Articles