★昨日も朝から、Good Times Plaza に出かけていました。
一昨日お会いしたばかりの美樹良介さんが、どんな宝物を届けて下さるのか?
とても楽しみにしていたのですが・・・・・・
こんなに沢山の貴重な冊子を届けて頂きました。
技術的なものも、当時の雑誌などもあったのですが、
私が非常に興味を持ったのは。このBROON と MIND でした。
いずれもカワサキの単車事業部や昔のカワサキオートバイ販売の発行している刊行物でした。
まずBROON は、
昭和45年10月から発行されていたもので、写真のものは昭和47年(1972年)11月号なのですが、当時では飛び抜けて時代の先端を走っていたものでした。
こんなBROON のことなどカワサキの人でも、ご存じの方は、少ないと思いますが、
その第1号の取材に当時の大阪営業所を訪れたのは、今もカワサキの広告、広報など手がけている広告代理店のS社長で、未だ大学の学生さん、大広神戸支社のアルバイトでした。2年後のこの時期は大広に入社していたと思います。
彼とはそれ以来45年にもなるお付き合いで、NPO The Good Times の会員カードなども創って貰っています。
当時のカワ販の広告宣伝課には、渡部達也君などもいたはずです。
このBROON 、今から40年も前のことなのですが、ユーザーとのダイレクトコミユニケーションや通信販売など時代の先端をすでに走っていたと思います。
ちょうどカワサキの特約店制度が、東京、大阪、きょうと、名古屋など都会からスタートし始めた時期でした。
バックに並んでいるMIND は、
BROON からはずっと遅れて、1991年1月、CP(コンシューマープロダクト)事業本部と呼ばれていた高橋鉄郎事業本部長が、カワ販社長も兼務され、私が国内全般の責任者で、ZEPHYR が売れて川重の社長表彰を受けた年なのです。
MIND とはMarket Innovation Network Development の頭文字をとったもので、
徹底した顧客志向、事業構造の変革、情報重視、人材育成など、当時の高橋鉄郎さんのの想いが色濃く出ていたものでした。
このようなコンセプトをリードしたのはカワサキオートバイ販売、国内市場であったと言い切れる、そんな時代でもありました。
現役時代の最後の何年間かであり、想い出がいっぱい詰まっています。
毎号特集でインタビューが組まれており、1号では 高橋事業本部長、2号は柏木副本部長に続いて、3号では私のインタビューが載っています。
読み返してみても、今言ってることと殆ど変りはありません。
昨日もこれを読まれた登山さんに『今と同じこと言ってますね』と言われたりしました。
Facebook のノートに、『カワサキ単車物語50年』と言うことで、SPA直入のところで、中断しているのですが、
国内市場が最高に輝いた時期にちょうど当たりますので、ちょっと書きづらい点もあったのですが、こんな客観的な資料も出てきましたので、1990年代のカワサキについて、少し纏めてみようかという気になりました。
私自身にとっては、この時代に復活したKawasaki . Let the good times roll ! の精神を受け継いで、
NPO The Good Times が存在しているのです。
当時の仲間たちがいっぱいいますし、高橋鉄郎さんには相談役でお願いしています。当時の仲間の田崎さんや、カワサキで一緒にいろいろやった仲間たちはみんな会員さんです。
熱烈な二輪の愛好者とともに、世界の、日本の有名人たちもいっぱいです。
★English Version です。
★NPO The Good Times のホ―ムページです。
★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。