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国民栄誉賞長嶋―松井ペアと・・・

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★松井の背番号55と関係づけたのか、5月5日の子どもの日に、

長嶋秀雄、松井秀喜のお二人に安倍総理から国民栄誉賞が贈られた。

 

 

 

 

★国民栄誉賞というもの自体が、もう一つ基準がはっきりしていない。

スポーツ選手の場合は、従来は何かの記録達成が授与の基準になっていた。

国民栄誉賞と言う素直な感じから言えば、長嶋茂雄などは、真っ先に受賞していないといけないのだろうが、

王に始まって、世界記録が一つの基準になったようで、

世界一なら盗塁の福本にもと言うことだったが断られたし、イチローも辞退したりしたのは、強く印象に残っている。

 

極端に言えば、

総理大臣が『やりたい』と言えばそれは可能だ、と言うことが、

今回の長嶋、松井の1セット受賞で証明されたみたいなものである。

 

全国的にはそんなに盛り上がりはなく、

安倍総理の選挙目当ての人気取り戦術に、利用されただけという冷めた見方も多かったと思ったのだが、

今朝の朝日新聞などマスコミは、大変な記事の取り上げようである。

 

 

 

こんな写真つきで、あちこちに大きく取り上げている。

 

 

安倍さんの憲法改正、96条などにはキャンペーンを張ってまでの反対だったのだが、

安倍さんのユニホームの背番号が96番だと言う写真まで入れてのサービスぶりである。

 

 

こんな解説記事も新聞に載っていた。

96番のユニホーム、誰が見ても96条で、96代のの総理だからなどと思う人はいない。

 

この一連の 安倍さんの参議院選挙あての人気とり政策 大成功  である。

流石、世耕さん、 自民党の広報参謀はタダモノではない。 

96条反対のマスコミは、完全にお手伝いになってしまった。

マスコミ対自民党 のこの勝負、圧倒的な自民党の勝利 と思う。

 

 

★本題に戻って、 

同じ二人でも、せめて長嶋がこれくらいの時期なら、未だよかったのかも知れない。

長嶋の昨日の姿は、長嶋の最高の時代をこの目で見続けてきた世代には、『気の毒』と言う感想の方が強かった。

77歳での受賞は何と言っても遅すぎるのである。

 

そして長嶋も、松井も時代を代表する大選手であることは認めるが、記録と言う意味では、説得力のあるものは持っていないのである。

然し、昨日の表彰式、結果的に大成功である。

松井だけではこうはいかない。長嶋茂雄はやはり大スターだと言うことを改めて証明した。

 

昨日の最高の勝者は、

長嶋ー松井ペアではなくて、  安倍―世耕ペアであったことは間違いない。

その応援団は、皮肉なことに、96条改正に反対する朝日新聞などのマスコミだったのである。

 

 

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