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ラグビーワールドカップに想う

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★『日本の4強』は成らなかったのだが、 今朝の新聞では各紙が第1面にラグビーを取り上げた。
 朝日新聞などは、夕刊でも、『桜は咲いた ワンチームの絆、壁を越えた』と一面トップに大きく取り上げている。

ほんの少し前、このワールドカップが始まる前は、私自身も『日本代表なのになぜこんなに外国人が多いのか?』と思ったし、日本代表としては『不思議な存在』だななどと思っていたのだが、
今は、『ラグビーの日本代表の選手諸君』は、野球やサッカーなどのスポーツ選手に比べて一段格上のスポーツ選手のように思うし、『日本代表の鏡のような存在』だと思っているのである。

サッカーや野球などの国際試合には常に試合前に国家斉唱があるのだが、日本の選手たちは『なぜ国歌をちゃんと歌わないのだろう?』と思うことがしばしばあった。


 


今回のラグビーの日本代表は、この国歌斉唱の時点から素晴らしかった。国家を歌うその姿勢は、百点満点の日本代表だと思ったのである。この段階で『涙する』選手がいたりした。
この代表たちの姿に引き込まれて、観客たちも自然に素晴らしい『君が代の大合唱』となったのである。


 今回の大会は、まだ終わったわけではないが、こんな素晴らしい観客で埋め尽くされた。

   

   

 野球やサッカーなどと違って、『初めてラグビーの試合を観る』 一般の日本の人たちがそこにいて、半分は外国出身の人たちだという『ラグビー日本代表』から、今まで忘れていた『日本人の心』 や日本人の振る舞いを逆に教えられた感がある。
 『君が代』を練習し、その意味を知るために 『さざれ石の巌』の現地まで訪れたという代表チーム。
   

 
そんな、日本人以上に日本人らしい『日本代表』だったから、日本人の観衆の心を掴んだのだと思う。
   


赤と白の日の丸をイメージしたユニホームもよかったし、ホントに一般の人たちの心の中に焼き付いた『ラグビー日本代表』だった。
まさに『桜は咲いた ワンチームの絆、壁を越えた』 のである。
少なくとも『国を代表して戦う』スポーツ選手はみんな、この『ラグビー日本代表』を見習ってほしい。
『君が代』をちゃんと歌えないような選手は、日本代表を辞退すべきだと思った。
 
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