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札幌の大爆発で、なぜ死者が出なかったのか?

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★あんな大爆発の事故だったのに『なぜ死者が出なかったのか?』は、みんなが感じた疑問だと思う。

 ちょっと長いがこんな記事が出ていたので読んでみた。

     

       http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/55021

 

 『消臭スプレー缶の爆発』はそんなに大したことではなくて、こんな大事故になったのは記事の表題のような大爆発ではなく、『プロパンガスの小爆発による火事だったから』だと書かれているように思うのだが、それで合っているのだろうか?

 

★冒頭の書き出しはこんな記事で始まっている。

 

札幌市豊平区で12月16日夜に発生した雑居ビル爆発火災事故、当初は「プロパンガス」が爆発か、などと見られていました。ところが、不動産仲介業者が「消臭スプレー缶」のガス抜きをしたのち、瞬間湯沸かし器で手を洗おうとして引火したのが実際に起きた爆発で、プロパンガスによる火災は2次災害だった詳細が報道されるに及び、にわかに「スプレー缶は怖い」といった論調の解説があふれ返っているようです。・・・・

こんな文章が続いている。

実際には瞬間的な温度上昇などもあり、インパクトはより大きかったはずです。ただ、窓ガラスなどは割れるかもしれませんが、建物全体に与えるダメージには限界があると思われます。実際、2階の飲食店にいた来客も、ボン!という音は聞いたけれど、それだけでは誰も逃げ出さず、食事を続けていたとの報道がありました。しかし、お客は直後から「ガス臭いぞ・・・」と思い始めます。

そう、この小爆発でプロパンガスの配管が壊れる、あるいは抜けるといった異常が発生したことが考えられます。やがてこのプロパンガスに火がついて、2次災害として火事になった。

 こうなって初めて、飲食店のお客は逃げ出そうとし始めますが、火の手が階下から上がっていたので、窓からのはしご車による救出を待ったそうです。その途中でさらに3次災害として、2階の床つまり1階の天井が崩れ、2階に残っていた人が転落したとのことですが、この崩落のおかげで火の手にまかれず、脱出できたケースもあったとのことでした。・・・・・

スプレー缶爆発も、ただ「怖い怖い」と煽るような報道ではなく、その威力の程度を定量的に評価し、また軽微な初期爆発結果生じたプロパンガス漏出による2次被害の拡大を食い止めるなど、現場での冷静な対処があれば結果も違っていた可能性があります。

 

★ このような経緯の爆発だったので、結果はあんな大事故なのに幸いにして死者が一人も出なかったのだと理解したのだが、ホントに合っているのだろうか?  近くのビルの窓ガラスなどが割れているのは、やはり爆発の被害なのだと思うが、それは『スプレー缶』ではなく『プロパンガス』の爆発だったのだろうか?

 全く自信がないので、理科系に強い方はよく読んでみてください。

     


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