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北朝鮮問題、どう動くのか?

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★『北朝鮮問題』テレビで終日取り上げて、いろんな解説者がいろんな解説を試みていた。

 果たして、どんな推移を辿っていくのだろうか?

  産経には、このような論調が載っていた。

 

『韓国大統領府が北朝鮮との合意事項として発表した全文には、北朝鮮が非核化について言及した部分があった。しかし、北朝鮮が方針転換をしたと解釈するのは正しくない。合意事項には「北朝鮮に対する軍事的脅威が解消され、体制の安全が保証されれば」という前提条件がついている。言い換えれば、米韓合同軍事演習など軍事的脅威が続く限り、核開発を続ける意思があるということだ。

 6日付の朝鮮労働党の機関紙、労働新聞には「われわれの核武力は米国を地球から永遠に消し去るための宝の剣だ」とつづられている。金正恩委員長が本当に核を放棄する意思があるのなら、韓国とわずらわしい「ショー」をせずとも直接米国に言えばよい。

 そもそも「非核化」といっても北朝鮮の定義と米国の定義には大きな違いがある。米国は、「完全かつ検証可能、不可逆的な核放棄」を北朝鮮に要請しているが、北朝鮮はそれを受け入れたくないから、韓国を取り込み、あたかも米国のせいで核を持つしかないという論理をつくっている。一方、北が望む「非核化」とは、米国の原子力空母や核搭載できるような戦闘機など一切を朝鮮半島付近に金輪際寄せ付けず、戦術核を韓国に再配備させないことだ。しかも韓国国内にある米施設の査察を求めることも考えられる。』

 

          

 

 

★北朝鮮問題は、ずっと騙され続けて今がある。

北朝鮮のいうことなど、今までの実績から言えば、俄かには信じがたいし、信じるべきではないのだろう。

ただ、今回はアメリカの大統領が『トランプさん』であることが、従来のアメリカとはちょっと違うのではと、個人的には期待しているし、いい方向に行けばいいなと思っている。

朝鮮半島で戦争が起こることなど、望んでいる人はいないのだろうし、北朝鮮もそれを望んでいないから、今回のこんな行動に出たのだろう。

これに関連するニュースはこんなにいっぱいなのだが、今のところみんな評論的な推測の域を出ていない。

肝心のアメリカ、特に『トランプさんの判断』がどうかということに掛かっている。

 

 

 

評論家諸氏のこの問題に対する論調も、従来『このような結果を予想する人は皆無』だったのだから、今の論調も当たるかどうかは疑わしい。

このような予想外の北朝鮮の提案が出てきたのも『トランプ政権の予想以上の締め付け』が効いている結果なのだろう。

 今回の提案が出てくるまでの『金正恩のここ数か月動き』は一貫していて戦略性のあるモノである。韓国がそれに上手く乗せられた感がある。

先方の金正恩は『オーナー政治家』で、『金正恩の想いが100%』だからこんな一貫した戦略性のある動きが取れるのだと思う。今回の韓国との対応も、実質一人で切りまわしているのである。

こんな動きに対応できるのは、トランプさんのような今までにない『オーナー的政治家』が自分のアタマで考えてこそ、対応できるのではないかと思うのだが、この問題は日本にも密接に関係があるのは間違いないし、トランプさんと安倍さんの従来の関係から見ると、安倍さんの意見と言うか、『日本の意見』も相当の重みをもつであろうから、確りとした判断をして欲しいと思うのである。

いずれにしてもこれから『数か月』がヤマだろうから、注意深くその推移を見守っていきたい。

『ホントに上手く解決して欲しいな』と言うのが一般庶民のホンネだと思う。

そんな庶民の想いに応えるためにも、こんな時にこそ『プロの政治家の真価』を発揮して欲しいものである。

 

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 雑感日記のEnglish Version です。


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