★最近は、テレビを見ているよりもパソコンに向かっている時間が圧倒的に長いのだが、平昌オリンピックが始まって第1日の昨日は殆ど終日テレビを観ていた。
お隣の国の韓国でのオリンピックなので『時差がない』と言うのがいい。
まずは 『スノーボードの予選』が始まった。あまり見たことがない競技なので、どんなことで高得点になるのか最初はよく解らなかったのだが、観ているうちにその『ルール』みたいなのも解ってきて、午後日本選手が出場するころには、大体のルールも解ってきたのだが、残念ながら日本選手は予選敗退に終わってしまったのである。
それにしても、人間は鍛えたらとんでもないことができるようになるものである。
この『スノーボード』など空中にアレだけ高く舞い上がってクルクル回転しそれも連続して行えるなど、考えられないことなのでビックリしてしまう。
★そのあとは、オリンピックではないが、サッカーの 富士ゼロックスス-パー杯 を観ていたが、セレッソ大阪が3-2でフロンターレ川崎を破って優勝した。
これはなかなかの好試合で、『スノーボード』と時々チャンネルを変えながら、じっと見ていたのである。
★そして4時半からは、再びオリンピックの女子のアイスホッケーの一次予選を観ていたが、残念ながらスウェーデンに善戦はしたが2-1と惜敗した。
五輪初勝利をかけた試合で、世界5位のスウェーデンと対戦。第1ピリオドに先制点を奪われた日本は、第2ピリオド終盤に混戦から押し込んで同点とし、第3ピリオドを迎えたのだが、1点を追加されて残念だった。
そのあと夜はスケートやスキージャンプなど夜遅くまでオリンピック番組が続いてずっと観ていたのだが、残念ながら初日はメダル獲得はなかった。
『メダル獲得』と簡単に言うが世界で3位までに入らないといけないのでそれは簡単ではナイのは当然のことである。
2日目以降に期待したい。
★子供の頃育った韓国でのオリンピックなので、懐かしい子供の頃を思い出す。
零下10度の極寒のソウルだったが、私は小学校時代冬でも『靴下をはかなかった』ことで学校で有名だった。靴下をはくのは毎日公園の池でやってたスケートの時だけだった。今でもそうだが、『寒い寒い』と口では言うが今年の冬もそんなに寒いとは思わない。寒さには強いのかも知れない。
そんな韓国の冬の状況も、『オリンピックそのものも』手に取るようにテレビで観ることができる時代になった。
『当たり前のこと』なのだが、子供の頃は世の中にはテレビなど存在しなかったし、電話がある家も日本(内地)では少なかったし、ラジオもそんなに聞かなかった。
あの時代から70年、長い人間の歴史の中では『一瞬の70年』なのに世の中の進歩はすさまじい。
子供の頃は一つだった朝鮮は二つに分割され、『核の脅威』にさらされている。
科学の世界も、人間の体力も間違いなく進歩しているのだが、『人の生き方』は素朴な昔の方がよかったのかも知れない。
今日は2月11日、『紀元節』である。 日本国は淡路島から始まったと神話を信じていた。
『雲に聳ゆる 高千穂の 高根おろしに草も木も なびきふしけん 大御世を 仰ぐ今日こそ たのしけれ 海原なせるはにやすの・・・』と言う紀元節の歌詞をこの辺りまでは今でも覚えている。
それにしても、70年で変わるものである。
あと50年経つと、どんな世の中になっているのだろうか?